空白行を削除する
Sheet1の2~20行のうち、行全体が空の行だけを下から削除します。
実行前に確認
- 行全体を削除するため、シート内の配置・参照に影響します。通常の元に戻すはできません。必ずコピーで試してください。
- 空文字を返す数式のある行は空白と見なさず残します。書式だけの行は削除対象になります。
1サンプルコード
Sub Example1171()
Dim ws As Worksheet
Dim i As Long
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
If MsgBox("Sheet1の2~20行で行全体が空の行を削除し、下の行を上へ詰めます。続けますか?", vbYesNo + vbExclamation) <> vbYes Then Exit Sub
For i = 20 To 2 Step -1
If Application.CountA(ws.Rows(i)) = 0 Then ws.Rows(i).Delete
Next i
End Sub表で見る処理のイメージ実行前・実行後のセルを見比べる
行全体が空の行を削除すると、下のデータが上へ移ります。
A・B・Cは列、1・2・3は行です。例えば「B2」はB列の2行目のセルです。この表は説明用のサンプルです。
実行前
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 商品 | 数量 |
| 2 | りんご | 5 |
| 3 | — | — |
| 4 | みかん | 3 |
| 5 | — | — |
| 6 | ぶどう | 2 |
実行後
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 商品 | 数量 |
| 2 | りんご | 5 |
| 3 | みかん(注目セル) | 3(注目セル) |
| 4 | ぶどう(注目セル) | 2(注目セル) |
色付きは注目する場所です。「—」は未入力、「(空文字)」は数式などが返す空の文字列を表します。
確認で「はい」を選んだ場合です。3・5・7~20行目は最終列まで完全な空白、21行目以降も空白とします。2・4・6行目のデータが残り、上へ詰まります。見えない列に値や数式がある行は削除されません。
使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
練習用のブックを.xlsm形式で保存し、Sheet1という名前のシートを用意します。2~20行にデータと完全な空白行を混在させます。
- 2
Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]へコードを貼り付けます。
- 3
20と2が確認する最終行・開始行です。下から処理すると削除による行番号のずれを避けられます。
- 4
マクロ内にカーソルを置いてF5で実行します。完全な空白行が削除され、下の行が上へ移ります。