空白セルの行を削除する
A2:A20が本当に未入力の行だけを、下から順に削除します。
実行前に確認
- ThisWorkbook はこのコードを保存したブックです。まずコピーで試してください。マクロによる変更は通常の「元に戻す」で戻せないことがあります。
- B列以降にデータがあっても行全体が削除されます。=""の数式は対象外です。行ずれを防ぐため下から処理します。
- 対象シートの保護や結合セルにより操作できない場合があります。保護を勝手に解除せず、結合のない練習用シートで確認してください。
1サンプルコード
Option Explicit
Sub Example1057()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
Dim r As Long
If MsgBox("A2:A20が未入力の行を、行全体で削除しますか?", vbYesNo + vbExclamation) <> vbYes Then Exit Sub
For r = 20 To 2 Step -1
If IsEmpty(ws.Cells(r, 1).Value2) Then ws.Rows(r).Delete
Next r
End Sub表で見る処理のイメージ実行前・実行後のセルを見比べる
A列が未入力の行を、下から行全体で削除します。
A・B・Cは列、1・2・3は行です。例えば「B2」はB列の2行目のセルです。この表は説明用のサンプルです。
実行前
Sheet1
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 商品 | 数量 |
| 2 | りんご | 3 |
| 3 | — | 9 |
| 4 | みかん | 2 |
| 5 | (空文字) | 7 |
| 6 | ぶどう | 1 |
実行後
Sheet1
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 商品 | 数量 |
| 2 | りんご | 3 |
| 3 | みかん(注目セル) | 2(注目セル) |
| 4 | (空文字) | 7 |
| 5 | ぶどう | 1 |
| 6 | — | — |
色付きは注目する場所です。「—」は未入力、「(空文字)」は数式などが返す空の文字列を表します。
確認で「はい」を選んだ例。A5には ="" の数式があり、未入力ではないのでその行は残ります。A7:B20と21行目以降は未入力と仮定。7~20行目も削除されます。A3が未入力なのでB3の9があっても3行目全体を削除します。表は最終的な1~6行の抜粋です。 強調は注目するセルの目印です。実際のセルの色・書式を再現するものではありません。
使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
練習用ブックを .xlsm 形式で保存し、Sheet1 という名前のシートを用意します。A2:A20を判定列にし、同じ行に不要なデータだけがある練習表を用意します。
- 2
Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]に、この例だけを貼り付けます。
- 3
コードの Sheet1、セル番地、値や条件を必要に応じて変更します。Excelに戻り、Alt+F8で Example1057 を選んで実行します。
- 4
A列が未入力の行が消えます。