← コード一覧へ戻る
基本行・列

条件が一致した位置に列を挿入する

A1:J1で「売上」という見出しを探し、その列の左へ1列挿入します。

実行前に確認

  • ThisWorkbook はこのコードを保存したブックです。まずコピーで試してください。マクロによる変更は通常の「元に戻す」で戻せないことがあります。
  • 列全体の挿入です。同名の見出しが複数あっても最初の1列だけが対象です。
  • 対象シートの保護や結合セルにより操作できない場合があります。保護を勝手に解除せず、結合のない練習用シートで確認してください。

1サンプルコード

Option Explicit

Sub Example1055()
    Dim ws As Worksheet
    Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
    Dim hit As Range
    Set hit = ws.Range("A1:J1").Find(What:="売上", After:=ws.Range("J1"), LookIn:=xlValues, _
        LookAt:=xlWhole, SearchOrder:=xlByColumns, SearchDirection:=xlNext, _
        MatchCase:=False, MatchByte:=False, SearchFormat:=False)
    If hit Is Nothing Then
        MsgBox "売上の見出しがありません。": Exit Sub
    End If
    If MsgBox(hit.Address(False, False) & "の列の左へ1列挿入しますか?", vbYesNo + vbExclamation) <> vbYes Then Exit Sub
    hit.EntireColumn.Insert Shift:=xlToRight
End Sub
表で見る処理のイメージ実行前・実行後のセルを見比べる

「売上」の見出しを探し、その列の左へ空列を挿入します。

A・B・Cは列、1・2・3は行です。例えば「B2」はB列の2行目のセルです。この表は説明用のサンプルです。

実行前

Sheet1

実行前のサンプル。列記号と行番号でセルの位置を確認できます。
ABCDE
1商品数量単価売上—
2りんご3100300—

実行後

Sheet1

実行後のサンプル。列記号と行番号でセルの位置を確認できます。
ABCDE
1商品数量単価—(注目セル)売上
2りんご3100—(注目セル)300

色付きは注目する場所です。「—」は未入力、「(空文字)」は数式などが返す空の文字列を表します。

A1:J1を検索し、この例ではD1の「売上」が見つかります。F1:J1は未入力として省略。確認で「はい」を選ぶとD列へ空列が入り、旧D列はE列へ移ります。 強調は注目するセルの目印です。実際のセルの色・書式を再現するものではありません。

使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
  1. 1

    練習用ブックを .xlsm 形式で保存し、Sheet1 という名前のシートを用意します。A1:J1のどこかに売上という見出しを入れます。

  2. 2

    Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]に、この例だけを貼り付けます。

  3. 3

    コードの Sheet1、セル番地、値や条件を必要に応じて変更します。Excelに戻り、Alt+F8で Example1055 を選んで実行します。

  4. 4

    最初に見つかった売上列の左に空列が入ります。

使っている機能の公式ドキュメント(Microsoft Learn)