← コード一覧へ戻る
基本セル・範囲

レイアウトを調べる

最初のピボットテーブルの各行フィールドについて、表形式・アウトライン・コンパクトの設定を調べます。

実行前に確認

  • ピボット全体を1つの値として判定するのではなく、行フィールドごとの設定を読みます。単一フィールドでは見た目の差が小さい場合があります。
  • 通常のセル範囲を元にした非OLAPピボット向けです。

1サンプルコード

Sub Example1200()
    Dim ws As Worksheet
    Dim pt As PivotTable
    Dim pf As PivotField
    Dim label As String
    Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
    If ws.PivotTables.Count = 0 Then
        MsgBox "Sheet1にピボットテーブルを作ってください。"
        Exit Sub
    End If
    Set pt = ws.PivotTables(1)
    For Each pf In pt.RowFields
        If pf.LayoutForm = xlTabular Then
            label = "表形式"
        ElseIf pf.LayoutCompactRow Then
            label = "コンパクト形式"
        Else
            label = "アウトライン形式"
        End If
        Debug.Print pf.Name, label
    Next pf
    MsgBox "イミディエイトウィンドウを確認してください。"
End Sub
表で見る処理のイメージ実行前・実行後のセルを見比べる

既存のピボットテーブルから情報を読み取ります。

A・B・Cは列、1・2・3は行です。例えば「B2」はB列の2行目のセルです。この表は説明用のサンプルです。

実行前

Sheet1:既存のピボット例

実行前のサンプル。列記号と行番号でセルの位置を確認できます。
AB
3行ラベル売上合計
4りんご960
5みかん400
6総計1360

実行後

Sheet1:既存のピボット例

実行後のサンプル。列記号と行番号でセルの位置を確認できます。
AB
3行ラベル売上合計
4りんご960
5みかん400
6総計1360

色付きは注目する場所です。「—」は未入力、「(空文字)」は数式などが返す空の文字列を表します。

行フィールド「商品」だけ、売上合計だけ、総計ありの通常のピボットをSheet1に用意した例です。セルの値は変わりません。最初のピボットはコンパクト形式とします。Debug.Printは「商品」と「コンパクト形式」を出力。MsgBox:イミディエイトウィンドウを確認してください。 1198で作るピボットの場所は「集計例」で、このコードが調べるSheet1とは別です。

使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
  1. 1

    練習用のブックを.xlsm形式で保存し、Sheet1という名前のシートを用意します。A1に商品、B1に売上、A2:B5へ順に「りんご・100」「みかん・200」「りんご・150」「みかん・50」を入力します。[挿入]→[ピボットテーブル]で既存のワークシートSheet1のD3へ作成し、「商品」を行、「売上」を値(合計)に配置します。値フィールドの表示名を「売上合計」にします。

  2. 2

    Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]へコードを貼り付けます。

  3. 3

    Ctrl+Gでイミディエイトウィンドウを表示します。LayoutFormとLayoutCompactRowを組み合わせて判定します。

  4. 4

    マクロ内にカーソルを置いてF5で実行します。各行フィールドの名前とレイアウト設定が表示されます。

使っている機能の公式ドキュメント(Microsoft Learn)