指定した範囲をまとめて消す
セルの内容だけを消します。色や罫線などの書式は残ります。
実行前に確認
- ThisWorkbookはコードを保存したブックです。VBAによる変更は通常の[元に戻す]では取り消せないため、コピーで練習してください。
- 元に戻せないため、最初はコピーしたファイルで試してください。
1サンプルコード
Sub セルの内容を消す()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
If MsgBox("Sheet1のA2:D100の値と数式を消しますか?", vbYesNo + vbExclamation + vbDefaultButton2) <> vbYes Then Exit Sub
ws.Range("A2:D100").ClearContents
End Sub表で見る処理のイメージ実行前・実行後のセルを見比べる
確認で「はい」を選ぶと、見出しを残して内容を消します。
A・B・Cは列、1・2・3は行です。例えば「B2」はB列の2行目のセルです。この表は説明用のサンプルです。
実行前
Sheet1
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 商品 | 数量 | 単価 | 金額 |
| 2 | りんご | 3 | 100 | 300 |
| 3 | みかん | 2 | 150 | 300 |
実行後
Sheet1
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 商品 | 数量 | 単価 | 金額 |
| 2 | —(注目セル) | — | — | —(注目セル) |
| 3 | — | — | — | — |
色付きは注目する場所です。「—」は未入力、「(空文字)」は数式などが返す空の文字列を表します。
A1:D3だけを抜粋。省略した4~100行もA:Dの値・数式が消えます。罫線・塗りつぶしなどの書式は残ります。D2の =B2*C2 などの数式も削除されます。 強調は注目するセルの目印です。実際のセルの色・書式を再現するものではありません。
使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
Windows版のデスクトップExcelで練習用ブックを.xlsm形式で保存します。Alt+F11→[挿入]→[標準モジュール]に、この例だけを貼り付けます。
- 2
Sheet1のA2:D100に消してよい練習用データを用意します。範囲を変更する場合はコードと確認メッセージを同じ範囲へ書き換えます。
- 3
実行するSubの内側にカーソルを置き、F5キーを押します。 表示されたシート名と範囲を読み、削除してよい場合だけ[はい]を選びます。
- 4
[はい]なら対象範囲の値と数式が消え、色や罫線は残ります。[いいえ]なら何も変わりません。