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基本セル・範囲

ルールの優先順位を変更する

B2に適用される最後のルールを、最優先に変更します。

実行前に確認

  • 同じルールの他の適用セルにも影響します。優先順位はワークシート内で再調整されます。

1サンプルコード

Sub Example1117()
    Dim ws As Worksheet
    Dim n As Long
    Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
    If ws.Range("B2").FormatConditions.Count = 0 Then
        MsgBox "B2にルールがありません。"
        Exit Sub
    End If
    n = ws.Range("B2").FormatConditions.Count
    ws.Range("B2").FormatConditions(n).SetFirstPriority
End Sub
表で見る処理のイメージ実行前・実行後のセルを見比べる

B2に適用される最後のルールを、最優先に変更します。

A・B・Cは列、1・2・3は行です。例えば「B2」はB列の2行目のセルです。この表は説明用のサンプルです。

実行前

実行前のサンプル。列記号と行番号でセルの位置を確認できます。
ABC
1氏名点数区分
2田中40研修
3佐藤95研修
4鈴木80研修
5高橋60研修
6伊藤95研修
7渡辺20研修
8山本75研修
9中村100研修
10小林0研修
11加藤50研修

実行後

実行後のサンプル。列記号と行番号でセルの位置を確認できます。
ABC
1氏名点数区分
2田中40(注目セル)研修
3佐藤95(注目セル)研修
4鈴木80(注目セル)研修
5高橋60(注目セル)研修
6伊藤95(注目セル)研修
7渡辺20(注目セル)研修
8山本75(注目セル)研修
9中村100(注目セル)研修
10小林0(注目セル)研修
11加藤50(注目セル)研修

色付きは注目する場所です。「—」は未入力、「(空文字)」は数式などが返す空の文字列を表します。

表はA1:C11のセル値です。条件付き書式による見た目はこの表では再現していません。B2:B11へ優先順位1「0以上なら青」、順位2「0以上なら赤」の2ルールを事前設定した例です。最後の赤ルールを最優先にするので、B2の表示色は青から赤へ変わります。同じルールの適用先全体へ影響します。 セルの値は変わりません。 表の強調表示は注目するセルを示すもので、Excelの実際の色・バー・アイコンを再現したものではありません。

使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
  1. 1

    練習用のブックを.xlsm形式で保存し、Sheet1という名前のシートを用意します。B2:B11に10、20、…、100などの数値を入れます。B2に複数の条件付き書式ルールを設定します。

  2. 2

    Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]へコードを貼り付けます。

  3. 3

    B2が調べるセルです。最後のルールを先頭へ移動します。

  4. 4

    マクロ内にカーソルを置いてF5で実行します。[条件付き書式]→[ルールの管理]で順番の変更を確認できます。

使っている機能の公式ドキュメント(Microsoft Learn)