ワークシート関数を使って条件に一致するセルの数値を合計する
SUMIF関数をVBAから使い、東京の行の金額を合計します。
実行前に確認
- ThisWorkbook はこのコードを保存したブックです。この例はセルの値や書式を書き換えません。
- SUMIFは合計範囲内の数値文字列を通常の数値のようには合計しません。
1サンプルコード
Option Explicit
Sub Example1047()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
On Error GoTo Failed
MsgBox "東京の合計: " & Application.WorksheetFunction.SumIf(ws.Range("A2:A20"), "東京", ws.Range("B2:B20"))
Exit Sub
Failed:
MsgBox "合計できません。対象のエラー値を確認してください。"
End Sub表で見る処理のイメージ実行前・実行後のセルを見比べる
東京支店の売上だけを合計してメッセージに表示します。
A・B・Cは列、1・2・3は行です。例えば「B2」はB列の2行目のセルです。この表は説明用のサンプルです。
実行前
Sheet1
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 支店 | 売上 |
| 2 | 東京 | 1200 |
| 3 | 大阪 | 800 |
| 4 | 東京 | 500 |
実行後
Sheet1
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 支店 | 売上 |
| 2 | 東京 | 1200(注目セル) |
| 3 | 大阪 | 800 |
| 4 | 東京 | 500(注目セル) |
色付きは注目する場所です。「—」は未入力、「(空文字)」は数式などが返す空の文字列を表します。
A5:B20は未入力として省略。メッセージは「東京の合計: 1700」(1200+500)。セルは変更しません。この例では金額はすべて数値です。SUMIFは合計範囲内の文字列として保存された数値を加算しません。 強調は注目するセルの目印です。実際のセルの色・書式を再現するものではありません。
使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
練習用ブックを .xlsm 形式で保存し、Sheet1 という名前のシートを用意します。A2:A20に地域名、B2:B20に金額を入力します。
- 2
Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]に、この例だけを貼り付けます。
- 3
コード内の参照先や判定条件を必要に応じて変更します。実行してもセルの値や書式は変わりません。Excelに戻り、Alt+F8で Example1047 を選んで実行します。
- 4
東京の行のB列の合計が表示されます。