条件に一致するセルの数値を合計する
A2:A20が「東京」の行だけ、B列の数値をVBAの繰り返しで合計します。
実行前に確認
- ThisWorkbook はこのコードを保存したブックです。この例はセルの値や書式を書き換えません。
- エラー値は除外します。数値文字列も合計対象です。
1サンプルコード
Option Explicit
Sub Example1046()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
Dim r As Long, total As Double, label As Variant, amount As Variant
For r = 2 To 20
label = ws.Cells(r, 1).Value2
amount = ws.Cells(r, 2).Value2
If Not IsError(label) And Not IsError(amount) Then
If CStr(label) = "東京" And IsNumeric(amount) Then total = total + CDbl(amount)
End If
Next r
MsgBox "東京の合計: " & total
End Sub表で見る処理のイメージ実行前・実行後のセルを見比べる
東京支店の売上だけを合計してメッセージに表示します。
A・B・Cは列、1・2・3は行です。例えば「B2」はB列の2行目のセルです。この表は説明用のサンプルです。
実行前
Sheet1
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 支店 | 売上 |
| 2 | 東京 | 1200 |
| 3 | 大阪 | 800 |
| 4 | 東京 | 500 |
実行後
Sheet1
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 支店 | 売上 |
| 2 | 東京 | 1200(注目セル) |
| 3 | 大阪 | 800 |
| 4 | 東京 | 500(注目セル) |
色付きは注目する場所です。「—」は未入力、「(空文字)」は数式などが返す空の文字列を表します。
A5:B20は未入力として省略。メッセージは「東京の合計: 1700」(1200+500)。セルは変更しません。この例では金額はすべて数値です。ループ版は数値として解釈できる文字列も加算します。 強調は注目するセルの目印です。実際のセルの色・書式を再現するものではありません。
使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
練習用ブックを .xlsm 形式で保存し、Sheet1 という名前のシートを用意します。A2:A20に地域名、B2:B20に金額を入力します。
- 2
Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]に、この例だけを貼り付けます。
- 3
コード内の参照先や判定条件を必要に応じて変更します。実行してもセルの値や書式は変わりません。Excelに戻り、Alt+F8で Example1046 を選んで実行します。
- 4
東京の金額合計が表示されます。