ワークシート関数を使う
ワークシート関数SUMをVBAから呼び、B2:B10の合計を表示します。
実行前に確認
- ThisWorkbook はこのコードを保存したブックです。この例はセルの値や書式を書き換えません。
- セルに数式は入力しません。エラー値を含むと計算に失敗します。
1サンプルコード
Option Explicit
Sub Example1031()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
Dim total As Double
On Error GoTo Failed
total = Application.WorksheetFunction.Sum(ws.Range("B2:B10"))
MsgBox "合計: " & total
Exit Sub
Failed:
MsgBox "合計できません。B2:B10のエラー値などを確認してください。"
End Sub表で見る処理のイメージ実行前・実行後のセルを見比べる
B2:B10を合計し、結果をメッセージに表示します。
A・B・Cは列、1・2・3は行です。例えば「B2」はB列の2行目のセルです。この表は説明用のサンプルです。
実行前
Sheet1
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 商品 | 金額 |
| 2 | りんご | 1200 |
| 3 | みかん | 800 |
| 4 | ぶどう | 500 |
実行後
Sheet1
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 商品 | 金額 |
| 2 | りんご | 1200(注目セル) |
| 3 | みかん | 800(注目セル) |
| 4 | ぶどう | 500(注目セル) |
色付きは注目する場所です。「—」は未入力、「(空文字)」は数式などが返す空の文字列を表します。
B5:B10は未入力として省略。メッセージは「合計: 2500」。セルは変更しません。 強調は注目するセルの目印です。実際のセルの色・書式を再現するものではありません。
使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
練習用ブックを .xlsm 形式で保存し、Sheet1 という名前のシートを用意します。B2:B10に数値を入力します。
- 2
Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]に、この例だけを貼り付けます。
- 3
コード内の参照先や判定条件を必要に応じて変更します。実行してもセルの値や書式は変わりません。Excelに戻り、Alt+F8で Example1031 を選んで実行します。
- 4
合計がメッセージに表示されます。