エラーの捕捉を解除する(On Error GoTo 0)
On Error GoTo 0で現在のSubの捕捉を解除し、次のエラーを呼び出し元に伝えます。
実行前に確認
- On Error GoTo 0は現在のプロシージャ内のエラー処理を無効にします。呼び出し元のハンドラーまで無効にはしません。
- この例のErr.Raiseは説明用です。実際の入力処理では想定した失敗の直後に番号を確認します。
- Excel実機での動作は未確認です。コピーした練習用ブックで試してください。
1サンプルコード
Option Explicit
Sub Example7033()
On Error GoTo ParentHandler
Child7033
Exit Sub
ParentHandler:
MsgBox "呼び出し元で捕捉:" & Err.Number & vbCrLf & Err.Description
End Sub
Private Sub Child7033()
Dim ignoredNumber As Long
On Error Resume Next
Err.Raise 5, "Child7033", "最初の確認用エラー"
ignoredNumber = Err.Number
On Error GoTo 0
Err.Raise 11, "Child7033", "解除後のエラーは呼び出し元へ届きます"
End Sub図で見るエラーの捕捉を解除する(On Error GoTo 0)の流れ
イメージ図On Error GoTo 0で現在のSubの捕捉を解除し、次のエラーを呼び出し元に伝えます。
入力・開始時
親SubからChild7033を呼ぶ
実行する処理
子でエラー5を捕捉後、GoTo 0で解除してエラー11を発生
結果
エラー11を親Subのハンドラーで表示
セルの値や既存のファイルを変更しない例です。
コードの処理を説明する模式図です。実際の画面や実行結果を撮影したものではありません。
使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
デスクトップ版Excelで練習用ブックを.xlsm形式で保存します。Alt+F11→[挿入]→[標準モジュール]を選び、空のモジュールの先頭にこの例全体を貼り付けます。
- 2
書き換えは不要です。まず例の値のままで試し、値や変数名を変える場合は同じ名前の箇所も揃えます。
- 3
Example7033のSub内にカーソルを置き、F5キーで実行します。
- 4
子Subでは最初のエラーだけを捕捉し、解除後のエラー11は親Subのハンドラーで表示されます。