想定したエラーだけを捕捉する(限定的なResume Next)
予想できる1回の変換エラーだけを捕捉し、番号を確認してから通常のエラー処理に戻します。
実行前に確認
- エラーを無視して誤ったvalueを後続処理に渡さないようにします。Resume NextをSub全体へ掛けたままにしません。
- 通常はIsNumericなどで入力を先に検証できる場合があります。この例は限定したエラー捕捉の書き方を学ぶものです。
- Excel実機での動作は未確認です。コピーした練習用ブックで試してください。
1サンプルコード
Option Explicit
Sub Example7030()
Dim value As Long
Dim errorNumber As Long
Dim errorText As String
On Error Resume Next
value = CLng("not a number")
errorNumber = Err.Number
errorText = Err.Description
On Error GoTo 0
If errorNumber = 13 Then
MsgBox "数値へ変換できない入力なので、処理を中止します"
Exit Sub
ElseIf errorNumber <> 0 Then
MsgBox "予期しないエラー:" & errorNumber & " " & errorText
Exit Sub
End If
MsgBox value
End Sub図で見る想定したエラーだけを捕捉する(限定的なResume Next)の流れ
イメージ図予想できる1回の変換エラーだけを捕捉し、番号を確認してから通常のエラー処理に戻します。
入力・開始時
数値へ変換できない文字列not a number
実行する処理
CLngの1回だけ捕捉し、Err.Numberを保存してGoTo 0で解除
結果
エラー13を判定し、中止メッセージを表示
Resume Nextは1回の変換だけに限定し、エラーがあれば後続の値利用を中止します。
コードの処理を説明する模式図です。実際の画面や実行結果を撮影したものではありません。
使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
デスクトップ版Excelで練習用ブックを.xlsm形式で保存します。Alt+F11→[挿入]→[標準モジュール]を選び、空のモジュールの先頭にこの例全体を貼り付けます。
- 2
書き換えは不要です。まず例の値のままで試し、値や変数名を変える場合は同じ名前の箇所も揃えます。
- 3
Example7030のSub内にカーソルを置き、F5キーで実行します。
- 4
型が一致しないエラー13を確認し、数値に変換できない入力というメッセージで終了します。