絞り込んだ結果だけ取得する
絞り込まれた表のデータ行だけをRangeとして取得し、行番号とA列の値を表示します。
実行前に確認
- 実データではなくコピーした練習用ブックで試してください。Sheet1はコードを保存したブック内のシートです。
1サンプルコード
Sub Example1107()
Dim ws As Worksheet
Dim r As Range, c As Range
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
On Error Resume Next
Set r = ws.Range("A2:A11").SpecialCells(xlCellTypeVisible)
On Error GoTo 0
If r Is Nothing Then
MsgBox "表示中のデータはありません。"
Exit Sub
End If
For Each c In r.Cells
Debug.Print c.Row, c.Value
Next c
End Sub表で見る処理のイメージ実行前・実行後のセルを見比べる
絞り込まれた表のデータ行だけをRangeとして取得し、行番号とA列の値を表示します。
A・B・Cは列、1・2・3は行です。例えば「B2」はB列の2行目のセルです。この表は説明用のサンプルです。
実行前
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 地域 | 金額 | 日付 |
| 2 | 東京 | 1200 | 2026/10/01 |
| 7 | 東京 | 3000 | 2026/12/15 |
| 11 | 東京 | 5200 | 2026/11/01 |
実行後
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 地域 | 金額 | 日付 |
| 2 | 東京 | 1200 | 2026/10/01 |
| 7 | 東京 | 3000 | 2026/12/15 |
| 11 | 東京 | 5200 | 2026/11/01 |
色付きは注目する場所です。「—」は未入力、「(空文字)」は数式などが返す空の文字列を表します。
対象は通常範囲A1:C11で、表は絞り込み後の表示行のみを掲載しています。日付列は文字列ではなくExcelの日付値を表示したものです。 A列「東京」で絞り込み済みの例です。イミディエイトウィンドウに行番号と値を「2 東京」「7 東京」「11 東京」の3行として出力します。見出しは対象外で、セルと表示状態は変わりません。
使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
練習用のブックを.xlsm形式で保存し、Sheet1という名前のシートを用意します。A1:C11を見出し付きの表にしてフィルターを設定します。
- 2
Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]へコードを貼り付けます。
- 3
A2:A11は見出しを除いたデータ範囲です。VBEでCtrl+Gを押してイミディエイトウィンドウを開きます。
- 4
マクロ内にカーソルを置いてF5で実行します。表示行の行番号と値だけが出力されます。