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実務フィルター

オートフィルタを設定する

A1:C11にオートフィルターの矢印を設定します。

実行前に確認

  • ThisWorkbook はこのコードを保存したブックです。まずコピーで試してください。マクロによる変更は通常の「元に戻す」で戻せないことがあります。
  • Windows版Excelの通常範囲向けです。Range.AutoFilterはMac版では非対応です。Fieldは表の左端を1と数えます。別列の既存条件は残るため、必要に応じてExcelの[データ]→[クリア]で解除してから試します。すでに同じ範囲に設定済みなら、矢印を再作成せず既存条件を保ちます。

1サンプルコード

Option Explicit

Sub Example1085()
    Dim ws As Worksheet
    Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
    If ws.AutoFilterMode Then
        If ws.AutoFilter.Range.Address <> ws.Range("A1:C11").Address Then
            MsgBox "別の範囲にフィルターがあります。練習用シートで試してください。": Exit Sub
        End If
    Else
        ws.Range("A1:C11").AutoFilter
    End If
    MsgBox "A1:C11のフィルターを利用できます。"
End Sub
表で見る処理のイメージ実行前・実行後のセルを見比べる

A1:C11にオートフィルターの矢印を設定します。

A・B・Cは列、1・2・3は行です。例えば「B2」はB列の2行目のセルです。この表は説明用のサンプルです。

実行前

実行前のサンプル。列記号と行番号でセルの位置を確認できます。
ABC
1地域金額日付
2東京12002026/10/01
3大阪8002026/10/02
4東京都50002026/09/30
5名古屋60002025/10/01
6—25002026/10/01
7東京30002026/12/15
8東東京10002026/10/31
9大阪45002026/12/31
10福岡7002027/01/01
11東京52002026/11/01

実行後

実行後のサンプル。列記号と行番号でセルの位置を確認できます。
ABC
1地域金額日付
2東京12002026/10/01
3大阪8002026/10/02
4東京都50002026/09/30
5名古屋60002025/10/01
6—25002026/10/01
7東京30002026/12/15
8東東京10002026/10/31
9大阪45002026/12/31
10福岡7002027/01/01
11東京52002026/11/01

色付きは注目する場所です。「—」は未入力、「(空文字)」は数式などが返す空の文字列を表します。

通常範囲A1:C11を全行掲載しています。日付列は文字列ではなくExcelの日付値を表示したものです。 実行前にフィルターがない例です。実行後はA1:C1に矢印が付き、全10件のデータはそのまま表示されます。

使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
  1. 1

    練習用ブックを .xlsm 形式で保存し、Sheet1 という名前のシートを用意します。Sheet1のA1:C11に表を用意します。1行目は見出し(A=地域、B=金額、C=日付)、2~11行目はデータです。テーブル形式ではない通常範囲で試します。

  2. 2

    Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]に、この例だけを貼り付けます。

  3. 3

    コードの Sheet1、セル番地、値や条件を必要に応じて変更します。Excelに戻り、Alt+F8で Example1085 を選んで実行します。

  4. 4

    見出し行に絞り込み用の矢印が表示されます。

使っている機能の公式ドキュメント(Microsoft Learn)