オートフィルタを解除する
Sheet1の通常範囲のオートフィルターを解除し、矢印も消します。
実行前に確認
- ThisWorkbook はこのコードを保存したブックです。まずコピーで試してください。マクロによる変更は通常の「元に戻す」で戻せないことがあります。
- 手動で非表示にした行の表示を保証するものではありません。Excelテーブルのフィルターはこの例の対象外です。
1サンプルコード
Option Explicit
Sub Example1086()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
If Not ws.AutoFilterMode Then
MsgBox "通常範囲のオートフィルターはありません。": Exit Sub
End If
If MsgBox("Sheet1のオートフィルターと条件を解除しますか?", vbYesNo + vbQuestion) <> vbYes Then Exit Sub
ws.AutoFilterMode = False
End Sub表で見る処理のイメージ実行前・実行後のセルを見比べる
「東京」で絞り込んだ表を全件表示へ戻す例です。
A・B・Cは列、1・2・3は行です。例えば「B2」はB列の2行目のセルです。この表は説明用のサンプルです。
実行前
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 地域 | 金額 | 日付 |
| 2 | 東京 | 1200 | 2026/10/01 |
| 7 | 東京 | 3000 | 2026/12/15 |
| 11 | 東京 | 5200 | 2026/11/01 |
実行後
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 地域 | 金額 | 日付 |
| 2 | 東京 | 1200 | 2026/10/01 |
| 3 | 大阪 | 800 | 2026/10/02 |
| 4 | 東京都 | 5000 | 2026/09/30 |
| 5 | 名古屋 | 6000 | 2025/10/01 |
| 6 | — | 2500 | 2026/10/01 |
| 7 | 東京 | 3000 | 2026/12/15 |
| 8 | 東東京 | 1000 | 2026/10/31 |
| 9 | 大阪 | 4500 | 2026/12/31 |
| 10 | 福岡 | 700 | 2027/01/01 |
| 11 | 東京 | 5200 | 2026/11/01 |
色付きは注目する場所です。「—」は未入力、「(空文字)」は数式などが返す空の文字列を表します。
対象は通常範囲A1:C11です。実行前の表は表示行のみ、実行後の表は全行を掲載しています。日付列は文字列ではなくExcelの日付値を表示したものです。 実行前はA列「東京」で絞り込み済みです。確認で「はい」を選んだ結果です。条件と通常範囲のオートフィルターを解除し、矢印も消します。
使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
練習用ブックを .xlsm 形式で保存し、Sheet1 という名前のシートを用意します。Sheet1のA1:C11に表を用意します。1行目は見出し(A=地域、B=金額、C=日付)、2~11行目はデータです。テーブル形式ではない通常範囲で試します。先にフィルターを設定します。
- 2
Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]に、この例だけを貼り付けます。
- 3
コードの Sheet1、セル番地、値や条件を必要に応じて変更します。Excelに戻り、Alt+F8で Example1086 を選んで実行します。
- 4
フィルターの矢印が消え、フィルターで非表示だった行が戻ります。