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実務フィルター

絞り込んだ結果をコピーする

Sheet1のA1:C11で絞り込まれた行を、見出しを含めてE1へコピーします。

実行前に確認

  • 手動で隠した行・列も除外されます。列はすべて表示した状態で実行してください。
  • コピー先の値・数式・書式が上書きされます。通常の元に戻すは使えません。

1サンプルコード

Sub Example1106()
    Dim ws As Worksheet
    Dim r As Range
    Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
    If MsgBox("E1:G11付近を上書きします。続けますか?", vbYesNo + vbExclamation) <> vbYes Then Exit Sub
    Set r = ws.Range("A1:C11").SpecialCells(xlCellTypeVisible)
    r.Copy Destination:=ws.Range("E1")
End Sub
表で見る処理のイメージ実行前・実行後のセルを見比べる

Sheet1のA1:C11で絞り込まれた行を、見出しを含めてE1へコピーします。

A・B・Cは列、1・2・3は行です。例えば「B2」はB列の2行目のセルです。この表は説明用のサンプルです。

実行前

コピー元と空のコピー先(非表示行も位置確認用に掲載)

実行前のサンプル。列記号と行番号でセルの位置を確認できます。
ABCDEFG
1地域金額日付————
2東京12002026/10/01————
3大阪8002026/10/02————
4東京都50002026/09/30————
5名古屋60002025/10/01————
6—25002026/10/01————
7東京30002026/12/15————
8東東京10002026/10/31————
9大阪45002026/12/31————
10福岡7002027/01/01————
11東京52002026/11/01————

実行後

コピー後(非表示行も位置確認用に掲載)

実行後のサンプル。列記号と行番号でセルの位置を確認できます。
ABCDEFG
1地域金額日付—地域金額日付
2東京12002026/10/01—東京12002026/10/01
3大阪8002026/10/02—東京30002026/12/15
4東京都50002026/09/30—東京52002026/11/01
5名古屋60002025/10/01————
6—25002026/10/01————
7東京30002026/12/15————
8東東京10002026/10/31————
9大阪45002026/12/31————
10福岡7002027/01/01————
11東京52002026/11/01————

色付きは注目する場所です。「—」は未入力、「(空文字)」は数式などが返す空の文字列を表します。

通常範囲A1:C11を全行掲載しています。日付列は文字列ではなくExcelの日付値を表示したものです。 実行前はA列「東京」で絞り込み、3~6・8~10行目は非表示です。表はコピー先の位置を示すため非表示行も掲載しています。「はい」を選ぶと、見出しと元の2・7・11行目がE1:G4へ詰めてコピーされます。コピー先の3・4行目も元の行の非表示状態に従うため、結果を画面で確認するには後で絞り込みを解除してください。E1:G11は事前に空欄です。

使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
  1. 1

    練習用のブックを.xlsm形式で保存し、Sheet1という名前のシートを用意します。A1:C11に見出し付きの表を作り、[データ]→[フィルター]で行を絞り込みます。E1:G11は出力用に空けます。

  2. 2

    Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]へコードを貼り付けます。

  3. 3

    A1:C11が元の表、E1がコピー先です。

  4. 4

    マクロ内にカーソルを置いてF5で実行します。表示中の行と見出しがE1から並びます。

使っている機能の公式ドキュメント(Microsoft Learn)