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実務フィルター

空白セルを絞り込む

A列の地域が空白の行に絞り込みます。

実行前に確認

  • ThisWorkbook はこのコードを保存したブックです。まずコピーで試してください。マクロによる変更は通常の「元に戻す」で戻せないことがあります。
  • Windows版Excelの通常範囲向けです。Range.AutoFilterはMac版では非対応です。Fieldは表の左端を1と数えます。別列の既存条件は残るため、必要に応じてExcelの[データ]→[クリア]で解除してから試します。スペース文字だけのセルは空白とは異なります。AutoFilterの空白条件はIsEmptyと同じ判定とは限りません。

1サンプルコード

Option Explicit

Sub Example1101()
    Dim ws As Worksheet
    Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
    If ws.AutoFilterMode Then
        If ws.AutoFilter.Range.Address <> ws.Range("A1:C11").Address Then
            MsgBox "別の範囲にフィルターがあります。練習用シートで試してください。": Exit Sub
        End If
    Else
        ws.Range("A1:C11").AutoFilter
    End If
    ws.Range("A1:C11").AutoFilter Field:=1, Criteria1:="="
End Sub
表で見る処理のイメージ実行前・実行後のセルを見比べる

A列の地域が空白の行に絞り込みます。

A・B・Cは列、1・2・3は行です。例えば「B2」はB列の2行目のセルです。この表は説明用のサンプルです。

実行前

実行前のサンプル。列記号と行番号でセルの位置を確認できます。
ABC
1地域金額日付
2東京12002026/10/01
3大阪8002026/10/02
4東京都50002026/09/30
5名古屋60002025/10/01
6—25002026/10/01
7東京30002026/12/15
8東東京10002026/10/31
9大阪45002026/12/31
10福岡7002027/01/01
11東京52002026/11/01

実行後

実行後のサンプル。列記号と行番号でセルの位置を確認できます。
ABC
1地域金額日付
6—25002026/10/01

色付きは注目する場所です。「—」は未入力、「(空文字)」は数式などが返す空の文字列を表します。

対象は通常範囲A1:C11です。実行前の表は全行、実行後の表は絞り込み後の表示行のみを掲載しています。日付列は文字列ではなくExcelの日付値を表示したものです。 実行前に他列の絞り込み条件がない例です。1件を表示し、それ以外の行を非表示にします。行番号は元のシートのままで、値の削除や並べ替えはしません。

使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
  1. 1

    練習用ブックを .xlsm 形式で保存し、Sheet1 という名前のシートを用意します。Sheet1のA1:C11に表を用意します。1行目は見出し(A=地域、B=金額、C=日付)、2~11行目はデータです。テーブル形式ではない通常範囲で試します。

  2. 2

    Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]に、この例だけを貼り付けます。

  3. 3

    コードの Sheet1、セル番地、値や条件を必要に応じて変更します。Excelに戻り、Alt+F8で Example1101 を選んで実行します。

  4. 4

    A列が空白と判定される行が表示されます。

使っている機能の公式ドキュメント(Microsoft Learn)