数値で絞り込む
金額が1000以上5000以下の行に絞り込みます。
実行前に確認
- ThisWorkbook はこのコードを保存したブックです。まずコピーで試してください。マクロによる変更は通常の「元に戻す」で戻せないことがあります。
- Windows版Excelの通常範囲向けです。Range.AutoFilterはMac版では非対応です。Fieldは表の左端を1と数えます。別列の既存条件は残るため、必要に応じてExcelの[データ]→[クリア]で解除してから試します。B列は文字列ではなく数値で入力します。
1サンプルコード
Option Explicit
Sub Example1100()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
If ws.AutoFilterMode Then
If ws.AutoFilter.Range.Address <> ws.Range("A1:C11").Address Then
MsgBox "別の範囲にフィルターがあります。練習用シートで試してください。": Exit Sub
End If
Else
ws.Range("A1:C11").AutoFilter
End If
ws.Range("A1:C11").AutoFilter Field:=2, Criteria1:=">=1000", Operator:=xlAnd, Criteria2:="<=5000"
End Sub表で見る処理のイメージ実行前・実行後のセルを見比べる
金額が1000以上5000以下の行に絞り込みます。
A・B・Cは列、1・2・3は行です。例えば「B2」はB列の2行目のセルです。この表は説明用のサンプルです。
実行前
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 地域 | 金額 | 日付 |
| 2 | 東京 | 1200 | 2026/10/01 |
| 3 | 大阪 | 800 | 2026/10/02 |
| 4 | 東京都 | 5000 | 2026/09/30 |
| 5 | 名古屋 | 6000 | 2025/10/01 |
| 6 | — | 2500 | 2026/10/01 |
| 7 | 東京 | 3000 | 2026/12/15 |
| 8 | 東東京 | 1000 | 2026/10/31 |
| 9 | 大阪 | 4500 | 2026/12/31 |
| 10 | 福岡 | 700 | 2027/01/01 |
| 11 | 東京 | 5200 | 2026/11/01 |
実行後
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 地域 | 金額 | 日付 |
| 2 | 東京 | 1200 | 2026/10/01 |
| 4 | 東京都 | 5000 | 2026/09/30 |
| 6 | — | 2500 | 2026/10/01 |
| 7 | 東京 | 3000 | 2026/12/15 |
| 8 | 東東京 | 1000 | 2026/10/31 |
| 9 | 大阪 | 4500 | 2026/12/31 |
色付きは注目する場所です。「—」は未入力、「(空文字)」は数式などが返す空の文字列を表します。
対象は通常範囲A1:C11です。実行前の表は全行、実行後の表は絞り込み後の表示行のみを掲載しています。日付列は文字列ではなくExcelの日付値を表示したものです。 実行前に他列の絞り込み条件がない例です。6件を表示し、それ以外の行を非表示にします。行番号は元のシートのままで、値の削除や並べ替えはしません。
使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
練習用ブックを .xlsm 形式で保存し、Sheet1 という名前のシートを用意します。Sheet1のA1:C11に表を用意します。1行目は見出し(A=地域、B=金額、C=日付)、2~11行目はデータです。テーブル形式ではない通常範囲で試します。
- 2
Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]に、この例だけを貼り付けます。
- 3
コードの Sheet1、セル番地、値や条件を必要に応じて変更します。Excelに戻り、Alt+F8で Example1100 を選んで実行します。
- 4
両方の条件を満たす金額の行が表示されます。