絞り込んだ結果の数値合計を求める
B2:B11のうち表示中の行だけの金額をSUBTOTALで合計します。
実行前に確認
- ThisWorkbook はこのコードを保存したブックです。この例はセルの値や書式を書き換えません。
- 109は合計で、フィルター非表示行と手動非表示行を除外します。SUBTOTALなどの小計は重複集計を避ける扱いになります。
1サンプルコード
Option Explicit
Sub Example1095()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
On Error GoTo Failed
MsgBox "表示中の合計: " & Application.WorksheetFunction.Subtotal(109, ws.Range("B2:B11"))
Exit Sub
Failed:
MsgBox "合計できません。表示中の金額のエラー値を確認してください。"
End Sub表で見る処理のイメージ実行前・実行後のセルを見比べる
B2:B11のうち表示中の行だけの金額をSUBTOTALで合計します。
A・B・Cは列、1・2・3は行です。例えば「B2」はB列の2行目のセルです。この表は説明用のサンプルです。
実行前
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 地域 | 金額 | 日付 |
| 2 | 東京 | 1200 | 2026/10/01 |
| 7 | 東京 | 3000 | 2026/12/15 |
| 11 | 東京 | 5200 | 2026/11/01 |
実行後
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 地域 | 金額 | 日付 |
| 2 | 東京 | 1200 | 2026/10/01 |
| 7 | 東京 | 3000 | 2026/12/15 |
| 11 | 東京 | 5200 | 2026/11/01 |
色付きは注目する場所です。「—」は未入力、「(空文字)」は数式などが返す空の文字列を表します。
対象は通常範囲A1:C11で、表は絞り込み後の表示行のみを掲載しています。日付列は文字列ではなくExcelの日付値を表示したものです。 A列「東京」のみで絞り込み済みで、他に手動非表示の行がない例です。メッセージは「表示中の合計: 9400」。セルや表示状態は変わりません。
使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
練習用ブックを .xlsm 形式で保存し、Sheet1 という名前のシートを用意します。Sheet1のA1:C11に表を用意します。1行目は見出し(A=地域、B=金額、C=日付)、2~11行目はデータです。テーブル形式ではない通常範囲で試します。B列には数値を入力し、フィルターで絞ります。
- 2
Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]に、この例だけを貼り付けます。
- 3
コード内の参照先や判定条件を必要に応じて変更します。実行してもセルの値や書式は変わりません。Excelに戻り、Alt+F8で Example1095 を選んで実行します。
- 4
表示中の金額だけを合計して表示します。