グラフの凡例を表示する
HasLegendをTrueにして、売上と計画を色で見分ける凡例を表示します。
実行前に確認
- 既存のシートやグラフを変更しない練習例です。「VBAグラフ5012」が既にある場合は中止します。再実行は新しい練習ブックで行うか、作成済みの練習シートを自分で別名にしてから行ってください。
- この例は公式API仕様を参照して作成しています。Excel実機での動作確認は行っていません。エラー時に作成途中の練習シートが残る場合があります。
- 凡例の文字は通常、系列名から作られます。この例では元データのB1・C1が系列名です。
1サンプルコード
Option Explicit
Sub Example5012()
Dim ws As Worksheet, co As ChartObject
On Error GoTo Failed
'新しい練習シートだけを作成・変更します。
Set ws = NewSheet5012()
If ws Is Nothing Then Exit Sub
Set co = ws.ChartObjects.Add(ws.Range("E2").Left, ws.Range("E2").Top, 420, 250)
co.ShapeRange.Item(1).Name = "練習グラフ"
co.Chart.ChartType = xlColumnClustered
co.Chart.SetSourceData Source:=ws.Range("A1:C5"), PlotBy:=xlColumns
'ここから今回の操作です。
co.Chart.HasLegend = False
co.Chart.HasLegend = True
MsgBox "売上・計画の凡例を表示しました。"
Exit Sub
Failed:
MsgBox "処理を中止しました: " & Err.Description, vbExclamation
End Sub
Private Function NewSheet5012() As Worksheet
Const SHEET_NAME As String = "VBAグラフ5012"
Dim item As Object, ws As Worksheet
Dim data As Variant, r As Long, c As Long
'同名シートがあれば、上書きせずに終了します。
For Each item In ThisWorkbook.Sheets
If StrComp(item.Name, SHEET_NAME, vbTextCompare) = 0 Then
MsgBox SHEET_NAME & " は既にあります。別の練習ブックで試してください。"
Exit Function
End If
Next item
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets.Add( _
After:=ThisWorkbook.Sheets(ThisWorkbook.Sheets.Count))
ws.Name = SHEET_NAME
data = Array(Array("月", "売上", "計画"), _
Array("4月", 120, 100), Array("5月", 160, 140), _
Array("6月", 110, 150), Array("7月", 180, 170))
For r = 0 To UBound(data)
For c = 0 To UBound(data(r))
ws.Cells(r + 1, c + 1).Value = data(r)(c)
Next c
Next r
ws.Range("A1:C5").Columns.AutoFit
Set NewSheet5012 = ws
End Function図で見る凡例の表示を切り替える
イメージ図売上と計画の色見本を表示します。
系列を用意
A1:C5から売上・計画の2系列を作る。
非表示を再現
HasLegend=Falseで一度隠す。
表示へ変更
HasLegend=Trueで凡例を表示する。
凡例の文字は系列名を使います。ここではB1・C1が元です。
コードの処理を説明する模式図です。実際の画面や実行結果を撮影したものではありません。
使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
Windows版デスクトップExcelで空の練習ブックを作り、Excelマクロ有効ブック(.xlsm)として保存します。Web版ExcelではVBAを実行できません。
- 2
Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]を選びます。Option Explicitから末尾のEnd Functionまで、この例のコード全体を空の標準モジュールへ貼り付けます。
- 3
Example5012のSub内にカーソルを置いてF5キーを押します。コードを入れたブックに「VBAグラフ5012」シート、A1:C5のサンプル表、埋め込みグラフ「練習グラフ」を自動作成します。別のガイドの実行は不要です。
- 4
グラフに「売上」「計画」の凡例があることを確認します。Falseの行は、非表示の状態を再現するための練習用です。