種類を指定して折れ線グラフを新規作成する
グラフ作成時にxlLineMarkersを指定し、月ごとの推移をマーカー付き折れ線で表示します。
実行前に確認
- 既存のシートやグラフを変更しない練習例です。「VBAグラフ5001」が既にある場合は中止します。再実行は新しい練習ブックで行うか、作成済みの練習シートを自分で別名にしてから行ってください。
- この例は公式API仕様を参照して作成しています。Excel実機での動作確認は行っていません。エラー時に作成途中の練習シートが残る場合があります。
- ChartTypeは文字列ではなくxlLineMarkersなどの定数を指定します。後から既存グラフ全体の種類を変更する方法は関連ガイドで扱います。
1サンプルコード
Option Explicit
Sub Example5001()
Dim ws As Worksheet, co As ChartObject
On Error GoTo Failed
'新しい練習シートだけを作成・変更します。
Set ws = NewSheet5001()
If ws Is Nothing Then Exit Sub
Set co = ws.ChartObjects.Add(ws.Range("E2").Left, ws.Range("E2").Top, 420, 250)
co.ShapeRange.Item(1).Name = "練習グラフ"
co.Chart.ChartType = xlLineMarkers
co.Chart.SetSourceData Source:=ws.Range("A1:C5"), PlotBy:=xlColumns
'ここから今回の操作です。
MsgBox "マーカー付き折れ線グラフを作成しました。"
Exit Sub
Failed:
MsgBox "処理を中止しました: " & Err.Description, vbExclamation
End Sub
Private Function NewSheet5001() As Worksheet
Const SHEET_NAME As String = "VBAグラフ5001"
Dim item As Object, ws As Worksheet
Dim data As Variant, r As Long, c As Long
'同名シートがあれば、上書きせずに終了します。
For Each item In ThisWorkbook.Sheets
If StrComp(item.Name, SHEET_NAME, vbTextCompare) = 0 Then
MsgBox SHEET_NAME & " は既にあります。別の練習ブックで試してください。"
Exit Function
End If
Next item
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets.Add( _
After:=ThisWorkbook.Sheets(ThisWorkbook.Sheets.Count))
ws.Name = SHEET_NAME
data = Array(Array("月", "売上", "計画"), _
Array("4月", 120, 100), Array("5月", 160, 140), _
Array("6月", 110, 150), Array("7月", 180, 170))
For r = 0 To UBound(data)
For c = 0 To UBound(data(r))
ws.Cells(r + 1, c + 1).Value = data(r)(c)
Next c
Next r
ws.Range("A1:C5").Columns.AutoFit
Set NewSheet5001 = ws
End Function図で見る作成時に種類を決める
イメージ図新しいグラフに元データと描画形式を設定します。
入れ物を作る
ChartObjects.Addで420×250ptのグラフを作る。
折れ線を指定
ChartType=xlLineMarkersを設定する。
表を結び付ける
A1:C5を列方向に読み、売上・計画の2本を描く。
種類は定数で指定します。xlLineMarkersは各データ点にマーカーが付きます。
コードの処理を説明する模式図です。実際の画面や実行結果を撮影したものではありません。
使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
Windows版デスクトップExcelで空の練習ブックを作り、Excelマクロ有効ブック(.xlsm)として保存します。Web版ExcelではVBAを実行できません。
- 2
Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]を選びます。Option Explicitから末尾のEnd Functionまで、この例のコード全体を空の標準モジュールへ貼り付けます。
- 3
Example5001のSub内にカーソルを置いてF5キーを押します。コードを入れたブックに「VBAグラフ5001」シート、A1:C5のサンプル表、埋め込みグラフ「練習グラフ」を自動作成します。別のガイドの実行は不要です。
- 4
4〜7月の売上と計画が2本の折れ線で表示され、各月の位置にマーカーが付くことを確認します。