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Power Automate DesktopExcel中級よく使う

Excelの数式を除いて値だけを別ブックへ転記する

元ブックのセル範囲を値として読み、別ブックへ書き込みます。

画面上の名前は、表示言語やバージョンによって異なる場合があります。Desktopの例は、フロー作成時に「Power Fx を有効にする」をオフにした標準構文です。Power Fx対応フローでは式・変数参照・インデックスの書き方が異なります。このページでは変数を %変数名% と表記します。出力変数の名前を入力する欄では、前後の % は付けません。

実行前に確認

  • Windows版ExcelがインストールされたPCで実行します。元ファイルのコピーで試してください。
  • 書式・数式本体はコピーしません。先頭ゼロや日付の表示は転記先書式で変わります。式のように見える文字列を値で残す場合はテキストとしての扱いを確認してください。
  • 出力は既存ファイルと別名にします。手動計算のブックでは元ブックを再計算し、古い計算結果を読み取らないようにしてください。

1使うアクション

  1. アクション 1Excel の起動
  2. アクション 2アクティブな Excel ワークシートを設定する
  3. アクション 3Excel ワークシートから読み取る
  4. アクション 4Excel の起動
  5. アクション 5Excel ワークシートに書き込む
  6. アクション 6Excel を保存する
  7. アクション 7Excel を閉じる元ブック
  8. アクション 8Excel を閉じる転記先

表で見る入力と処理結果

架空データ

A1の数式「=100+200」を、転記先では計算結果の数値「300」にする例です。

Desktop:Excelブック/ワークシート
C:\Work\source.xlsx/Data → C:\Work\values.xlsx/新規ブック

以下は手順に沿った期待値です。実際のPower Automate・Excel環境で実行して確認した結果ではありません。セルや行の着目箇所には「●」を付けています。

処理前:元ブックのセル内容

A1:C10が読み取り対象。表示は1〜3行目の抜粋です。見出し行はなく1行目もデータで、A列は数式を表示。3〜10行目はすべて空欄とします。
行ABC
1● =100+200ノート2
2● =50*4ペン4
3
↓ 処理する行・列/設定

%SourceExcel%のData!A1:C10を型指定された値で%ExcelData%へ読み取り、%DestinationExcel%のA1へ書き込みます。先頭行を列名にする設定はオフです。

保存後:計算済みの値を転記

A1:C10へ書く想定例の1〜3行目を表示。A1=300、A2=200はいずれも数式ではなく数値です。3〜10行目はすべて空欄です。
行ABC
1● 300ノート2
2● 200ペン4
3
結果の見方

転記先のA1は数値300になります。元ブックは保存せず閉じるので、元の数式はそのまま残ります。

  • A1の既存の設定例に合わせた架空データです。表は説明用で、実際のExcel画面ではありません。
  • 元ブックは再計算済みを前提にします。手動計算では古い結果を読まないように確認してください。
  • 書式はコピーしません。先頭ゼロ・日付などの表示は転記先の書式で変わります。式のように見える文字列の扱いも確認してください。
  • 空欄を含めA1:C10全体が対象です。出力は既存ファイルと別名にして、元のコピーで試します。

図で見る処理のイメージ

概念図

元ブックのセル範囲を値として読み、別ブックへ書き込みます。

  1. 元

    A1に数式=100+200

  2. 取得

    計算結果の値300

  3. 転記

    別ブックのA1に300

  4. 保存

    values.xlsx

結果の例

数式の文字列ではなく計算結果を転記する例です。

図は処理の流れを示した例です。実際の画面や実行結果ではありません。

設定と処理を説明する模式図です。実際の設定画面や実行結果のスクリーンショットではありません。

2実際の設定内容

入力する値・操作手順を確認する4ステップの設定と確認方法
  1. 1

    C:\Work\source.xlsx を %SourceExcel% で開き、Dataシートをアクティブにします。計算済みのA1:C10を対象にします。

  2. 2

    Excelワークシートから読み取るで %SourceExcel%、範囲A1:C10、型指定された値(Typed values)、先頭行を列名にする設定はオフとし、%ExcelData% にします。

  3. 3

    新規の空ブックを起動して %DestinationExcel% にし、%ExcelData% をA1へ書き込みます。

  4. 4

    転記先を C:\Work\values.xlsx として名前を付けて保存します。SourceExcelは保存せず閉じ、DestinationExcelも保存完了後に閉じます。

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