Excelの値を別シートへコピーする
同じExcelブックのSheet1から値を読み、Sheet2へ書き込みます。
画面上の名前は、表示言語やバージョンによって異なる場合があります。Desktopの例は、フロー作成時に「Power Fx を有効にする」をオフにした標準構文です。Power Fx対応フローでは式・変数参照・インデックスの書き方が異なります。このページでは変数を %変数名% と表記します。出力変数の名前を入力する欄では、前後の % は付けません。
実行前に確認
- Windows版ExcelがインストールされたPCで実行します。元ファイルのコピーで試してください。
- 書式や数式自体はコピーしません。Sheet2のA1:C5は上書きされるため、空の転記先で試します。
1使うアクション
- アクション 1Excel の起動
- アクション 2アクティブな Excel ワークシートを設定する
- アクション 3Excel ワークシートから読み取る
- アクション 4アクティブな Excel ワークシートを設定する
- アクション 5Excel ワークシートに書き込む
- アクション 6Excel を閉じる
表で見る入力と処理結果
架空データSheet1の見出しと明細を5行3列の値として読み、Sheet2の同じ位置へ書き込みます。
Desktop:Excelブック/ワークシート
C:\Work\sample.xlsx /Sheet1 → Sheet2
以下は手順に沿った期待値です。実際のPower Automate・Excel環境で実行して確認した結果ではありません。セルや行の着目箇所には「●」を付けています。
転記元:Sheet1
| 行 | A:商品 | B:数量 | C:単価 |
|---|---|---|---|
| 1 | ● 商品 | ● 数量 | ● 単価 |
| 2 | みかん | 5 | 100 |
| 3 | バナナ | 8 | 120 |
| 4 | りんご | 10 | 150 |
| 5 | 梨 | 3 | 200 |
Sheet1の A1:C5 を型指定された値として %ExcelData% に読み取ります。先頭行を列名として扱う設定はオフ。Sheet2へ切り替え、A1から書き込みます。
転記先:Sheet2の期待値
| 行 | A:商品 | B:数量 | C:単価 |
|---|---|---|---|
| 1 | ● 商品 | ● 数量 | ● 単価 |
| 2 | ● みかん | ● 5 | ● 100 |
| 3 | ● バナナ | ● 8 | ● 120 |
| 4 | ● りんご | ● 10 | ● 150 |
| 5 | ● 梨 | ● 3 | ● 200 |
Sheet1を変更せず、Sheet2の A1:C5 に同じ値を保存します。%ExcelData% は見出しを含めて5行3列です。
- この転記は値だけです。セルの色・罫線などの書式や数式そのものはコピーしません。数式セルは計算結果の値を扱います。
- Sheet2の A1:C5 に既存値があると上書きします。空の転記先で試してください。
図で見る処理のイメージ
概念図同じExcelブックのSheet1から値を読み、Sheet2へ書き込みます。
読込元
Sheet1のA1:C5
中間データ
ExcelDataに値を保持
書込先
Sheet2のA1:C5
アクティブシートの切り替えを省略しないでください。
図は処理の流れを示した例です。実際の画面や実行結果ではありません。
設定と処理を説明する模式図です。実際の設定画面や実行結果のスクリーンショットではありません。
2実際の設定内容
入力する値・操作手順を確認する4ステップの設定と確認方法
- 1
Sheet1とSheet2のある C:\Work\sample.xlsx を開き、%ExcelInstance% にします。
- 2
Sheet1をアクティブにし、A1:C5の範囲を型指定された値として読みます。先頭行を列名として扱う設定をオフにして %ExcelData% にします。
- 3
Sheet2をアクティブに切り替えて、%ExcelData% を列A・行1に書き込みます。
- 4
Excelを閉じるでドキュメントを保存します。
- 対象環境
- Power Automate for desktop(Windows)
- 更新日
- 2026年10月11日