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Power Automate DesktopExcelよく使う

Excelの表の末尾へデータを追記する

A列に空白がない表へ、商品名と数量を1行追加します。

画面上の名前は、表示言語やバージョンによって異なる場合があります。Desktopの例は、フロー作成時に「Power Fx を有効にする」をオフにした標準構文です。Power Fx対応フローでは式・変数参照・インデックスの書き方が異なります。このページでは変数を %変数名% と表記します。出力変数の名前を入力する欄では、前後の % は付けません。

実行前に確認

  • 空き行の検索は最終データ行の検索と同じではありません。A列だけを調べるため、A3が空でB3に数量が残っている場合も3行目が候補になります。そのまま書くとB3を上書きします。A列の途中に空白がある表には、この例をそのまま使わないでください。
  • 保存は元ファイルを更新します。最初はコピーで確認してください。
  • 同じフローをもう一度実行すると、さらに1件追記します。重複を判定する例ではありません。練習では実行前後のA列・B列を見比べてください。

1使うアクション

  1. アクション 1Excel の起動
  2. アクション 2アクティブな Excel ワークシートを設定する
  3. アクション 3Excel ワークシートから列における最初の空の行を取得する
  4. アクション 4Excel ワークシートに書き込むA列とB列へ1回ずつ
  5. アクション 5Excel を閉じる

表で見る入力と処理結果

架空データ

既存の2商品を残し、最初の空き行へ「りんご・10」を追記します。

Desktop:Excelブック/ワークシート
C:\PAD練習\在庫.xlsx /「在庫」シート

以下は手順に沿った期待値です。実際のPower Automate・Excel環境で実行して確認した結果ではありません。セルや行の着目箇所には「●」を付けています。

追記前

表示範囲は A1:B4。見出しは A1=商品・B1=数量、データは2~3行目、4行目以降は空欄です。
行A:商品B:数量
1商品数量
2みかん5
3バナナ8
4● (空欄)● (空欄)
↓ 処理する行・列/設定

A列の最初の空き行を %AppendRow% に取得します。この例では 4 なので、A4 に「りんご」、B4 に数値 10 を書き込みます。

追記・保存後の期待値

A1:B4。見出しは A1/B1 のまま、4行目に1件だけ追加します。
行A:商品B:数量
1商品数量
2みかん5
3バナナ8
4● りんご● 10
結果の見方

商品は2件から3件になります。既存の A2:B3 はそのままで、元の在庫.xlsxを更新して保存します。

  • %AppendRow% は追記先の4行目です。1を引いて3行目へ書き込むと、バナナの行を上書きします。
  • (空欄)は説明上の表記です。セルにこの文字は入れません。A列の途中に空白がある表にはこの例をそのまま使いません。
  • 同じフローを再実行すると、同じ「りんご・10」がもう1件追加されます。

図で見る処理のイメージ

概念図

A列に空白がない表へ、商品名と数量を1行追加します。

  1. 追記前

    A1:B3:見出し+商品2件

  2. 空き行

    A列から4行目を取得

  3. 書き込み

    A4=りんご、B4=10

  4. 保存後

    表が1行増える

結果の例

見出し1行と商品2件の下に、りんご10個を追加します。保存後は商品3件になり、A2:B3の値はそのままです。

図は設定例の流れを表したもので、実行結果の画面ではありません。

設定と処理を説明する模式図です。実際の設定画面や実行結果のスクリーンショットではありません。

2実際の設定内容

入力する値・操作手順を確認する5ステップの設定と確認方法
  1. 1

    準備:C:\PAD練習\在庫.xlsx の「在庫」シートを使います。A1=商品、B1=数量、A2=みかん、B2=5、A3=バナナ、B3=8 を入力し、4行目以降は空にして保存します。1行目は見出し、2~3行目はデータです。

  2. 2

    Excel の起動で既存の在庫.xlsx を開き、出力を %ExcelInstance% にします。対象シートを名前「在庫」でアクティブにします。

  3. 3

    列における最初の空の行を取得する:インスタンス %ExcelInstance%、列 A。生成された変数 FirstFreeRowOnColumn の名前を AppendRow に変更します。この準備例では %AppendRow% は 4 です。3 は既存データの最終行なので、追記する行として 1 を引かないでください。

  4. 4

    書き込みを2つ置きます。インスタンス %ExcelInstance%、指定したセル、行 %AppendRow% は共通。列 A に「りんご」、列 B に数値 10 を書き込みます。

  5. 5

    Excel を閉じる:%ExcelInstance% を「ドキュメントを保存する」で閉じます。

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