条件に合うデータの件数を数えたい
条件に合うセル数を数えます。「東京で始まる」固定条件と、D2の入力で条件を変える例を表で確認できます。
関数の例
=COUNTIF(A2:A4,"東京*")セルの位置と計算結果
数式を入力するセル:B2。上の数式を入力すると、表の「数式の結果」が表示されます。結果の文字や数値を手入力する必要はありません。
| 行番号 | A列 | B列 |
|---|---|---|
| 1 | 地域 | 件数 |
| 2 | 東京A2:数える | 2B2:数式の結果 |
| 3 | 東京都A3:数える | 空白 |
| 4 | 大阪A4:数えない | 空白 |
セルの役割は色と文字で表示しています。「空白」は何も入力しないセルです。1行目の見出しは説明用で、数式の対象には含まれません。
条件「東京*」は東京で始まる文字です。*は0文字でもよいため、A2の東京とA3の東京都の2セルが該当します。
表は仕様に基づく期待結果です。Excel実機での実行結果ではありません。
使い方を順番に確認する練習を始めるときは、この手順に沿って進めます
使い方
- A2に「東京」、A3に「東京都」、A4に「大阪」を入力します。
- B2を選び、=COUNTIF(A2:A4,"東京*") と入力して Enter を押します。
- B2に「2」と表示されることを確認します。
- 入力で条件を切り替える場合は、下のD2・E2の練習へ進みます。B2の固定条件の式は残し、結果を比較できます。
結果の例
例の*は0文字以上の任意の文字列です。?は任意の1文字、~*は記号の*そのものです。英字の大文字・小文字は区別しません。
条件をD2から入力して切り替える
D2が空なら集計しない前方一致の式
=IF(D2="","条件を入力",COUNTIF(A2:A4,D2&"*"))A2:A4は上の地域表のまま使います。D1に「検索する先頭文字」、D2に「東京」と入力し、この式をE2に入れます。D2とA2:A4は重ならない場所です。D2&"*"で東京と*をつなぎ、東京*という条件を作ります。セル参照D2は引用符で囲みません。次の表はD2だけを1つずつ書き換えたときの期待値です。
| D2の入力 | COUNTIFに渡す条件 | 数えるセル | E2の表示 |
|---|---|---|---|
| 東京 | 東京* | A2「東京」、A3「東京都」 | 2 |
| 大阪 | 大阪* | A4「大阪」 | 1 |
| 名古屋 | 名古屋* | 該当なし | 0 |
| 空白(入力を削除) | IFで集計をスキップ | 集計しない | 条件を入力 |
| 東? | 東?* | A2「東京」、A3「東京都」 | 2 |
| ~* | ~** | *で始まる文字はこの表にはない | 0 |
うまくいかないときに確認するエラーや想定と違う結果が出たときの確認ポイント
うまくいかないとき
D2を「大阪」に変えてもB2が2のままなのは正常です。B2は固定条件、E2がD2参照です。D2を空にしたままCOUNTIF(A2:A4,D2&"*")だけを使うと条件が*になり、この表では文字列3セルを数えます。掲載のIF付き式は空白時に「条件を入力」を表示します。スペースだけの入力は空白扱いになりません。D2内の*や?もワイルドカードとして働きます。記号そのものは~*・~?と入力し、~そのものを検索する場合は~~とします。この式は入力を自動で文字どおりに変換するものではありません。
Excel向け。関数によって対応するバージョンが異なります。各解説の注意点を確認してください。
目的に合わせて使い分ける
複数の条件をすべて満たす件数を数える場合は、COUNTIFSの例を確認してください。