ブレークポイントで実行前に一時停止する
VBEのF9で停止位置を設定し、コードにStopを書き込まずに変数を調べます。
実行前に確認
- ブレークポイントはその行の実行前に止まります。停止中の値は、その行の処理後の値ではありません。
- ブレークポイントは通常ブックのコードを保存しても保存されません。再度開いたら必要な位置に設定し直します。
- Excel実機での動作は未確認です。コピーした練習用ブックで試してください。
1サンプルコード
Option Explicit
Sub Example7055()
Dim total As Long
total = 100 + 200
total = total + 50
MsgBox "合計: " & total
End Sub図で見る加算前にブレークポイントで止める
イメージ図コードを変えず、50を加える行の実行前に中断します。
停止位置を設定
「total = total + 50」の行でF9を押し、Example7055をF5で実行
300を確認して1行進む
加算前にtotal = 300で停止。F8を押すと350になる
続行して350を表示
F5で続行し「合計: 350」を表示。最後にF9で停止位置を解除
F9の設定がなければ停止しません。ブレークポイントは行の実行前に働き、コード保存時には保存されません。
コードの処理を説明する模式図です。実際の画面や実行結果を撮影したものではありません。
使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
Windows版デスクトップExcelの練習用ブックを.xlsm形式で保存します。Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]で作った空のモジュールに、Option Explicitから末尾まで、この例だけを貼り付けます。
- 2
「total = total + 50」の行にカーソルを置き、F9でブレークポイントを設定します。[表示]→[ローカル ウィンドウ]も開きます。
- 3
Example7055のSub内でF5を押します。停止したらtotalを確認し、F8を1回押して加算を実行すると350になります。F5で最後まで続行します。
- 4
加算する行の実行前に止まり、totalは300です。続行後は「合計: 350」が表示されます。最後に同じ行でF9を押して停止位置を解除します。