Stop文でマクロを一時停止する
Stopの位置で実行を中断し、変数の値を確かめてから続行します。
実行前に確認
- Stopはエラーではなく、調査のための一時停止です。Endのように変数を初期化する終了処理ではありません。
- 練習後や配布前はStopの行を削除します。残したままでは毎回その場所で止まります。
- Excel実機での動作は未確認です。コピーした練習用ブックで試してください。
1サンプルコード
Option Explicit
Sub Example7054()
Dim total As Long
total = 100 + 200
Stop
total = total + 50
MsgBox "合計: " & total
End Sub図で見る300で止めてから350まで続行する
イメージ図Stopによる中断中に、totalの値を確認します。
totalを300にする
100 + 200を計算してtotalへ代入
Stopで一時停止
ローカル ウィンドウでtotal = 300を確認し、F5で続行
50を加えて表示
totalが350になり、MsgBoxで「合計: 350」を表示
VBEで実行し、中断後にF5で再開する前提です。Stopの行は配布前に削除してください。
コードの処理を説明する模式図です。実際の画面や実行結果を撮影したものではありません。
使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
Windows版デスクトップExcelの練習用ブックを.xlsm形式で保存します。Alt+F11でVBEを開き、[挿入]→[標準モジュール]で作った空のモジュールに、Option Explicitから末尾まで、この例だけを貼り付けます。
- 2
VBEの[表示]→[ローカル ウィンドウ]を開きます。シートの準備は不要です。
- 3
Example7054のSub内でF5を押します。StopでVBEが中断したらローカル ウィンドウのtotalを確認し、もう一度F5を押して続行します。
- 4
Stopで停止した時点のtotalは300です。F5で続行すると「合計: 350」と表示されます。