テキストボックスに大文字しか入力させない:英小文字を変換する
入力された英小文字をUCase$で大文字へ直します。再入防止フラグを使い、貼り付けた英字にも対応します。
実行前に確認
- 英小文字の大文字化が対象です。A~Zだけを許可する入力検証とは異なり、日本語・数字・記号は残ります。
- 変換中は再びChangeが発生するため、mChangingで同じ処理への入り直しを止めています。
- コードと公式仕様を照合した学習用の例です。Excel実機での実行確認は行っていません。
1サンプルコード
'【貼付先:UserForm1 のコードモジュール】
Option Explicit
Private mChanging As Boolean
Private Sub TextBox1_Change()
Dim beforeText As String, afterText As String
Dim caret As Long
If mChanging Then Exit Sub
beforeText = CStr(Me.TextBox1.Value)
afterText = UCase$(beforeText)
If StrComp(beforeText, afterText, vbBinaryCompare) = 0 Then Exit Sub
caret = Me.TextBox1.SelStart
On Error GoTo Failed
mChanging = True
Me.TextBox1.Value = afterText
Me.TextBox1.SelStart = caret
mChanging = False
Exit Sub
Failed:
mChanging = False
MsgBox "変換できませんでした:" & Err.Description
End Sub図で見る大文字に統一する
イメージ図入力された英小文字をUCase$で大文字へ直します。再入防止フラグを使い、貼り付けた英字にも対応します。
入力
abC12を受け取る
変換
UCase$でABC12へ
保護
変換中のChangeをフラグで除外
各操作は、このガイドに指定されたフォームのコードで行います。
コードの処理を説明する模式図です。実際の画面や実行結果を撮影したものではありません。
使い方・実行手順を確認する5つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
Windows版デスクトップExcelの練習用ブックを.xlsmで保存し、Alt+F11→[挿入]→[ユーザーフォーム]で、名前がUserForm1の空のフォームを用意します。各例は別々に試します。
- 2
ツールボックスからTextBoxを1個(TextBox1)を置き、各コントロールの[(Name)]が記載どおりか確認します。
- 3
UserForm1を右クリック→[コードの表示]を開き、掲載コード全体をフォームのコードモジュールへ貼り付けます。標準モジュールには貼り付けません。
- 4
VBEでUserForm1を選び、F5でフォームを表示します。 TextBox1へ「abC12」を入力または貼り付けます。
- 5
「ABC12」に変換されます。日本語や数字、記号を禁止する例ではありません。