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クラウドフローデータ処理初心者向け

配列を文字列につなげる(Join・0件分岐・区切り文字を図解)

クラウドフローの結合(Join)で部署の配列を1つの文字列にします。0件は「対象なし」、1件・3件・重複ありは入力と結果を比べて確認します。

画面上の名前は、表示言語やバージョンによって異なる場合があります。クラウドフローはトリガー(フローを開始する条件)から始まり、その後にアクションを実行します。値の受け渡しには、前のステップの出力を選ぶ「動的コンテンツ」を使います。式は[式]欄へ入力します。

実行前に確認

  • 配列は複数の値を入れる入れ物、結合の結果は1つの文字列です。「営業、総務、開発」という文字列をFromへ直接入力しないでください。入力型のエラーが出たら、Wordsの実際の出力とFromの参照先を確認します。
  • 区切り文字は項目と項目の間に入ります。重複を自動削除したり、並べ替えたりする処理はありません。重複除去が必要な場合は関連するunionの記事を確認します。
  • 0件の配列 [] と、空文字を1項目持つ配列 [""] は違います。この練習の条件は配列自体が空かを調べるだけで、空文字の項目を除去する処理ではありません。
  • オブジェクトの配列は、必要な文字列だけの配列へ整えてから使います。個々の文字列を連結するconcatや、Desktopのデータテーブル結合とは別の処理です。
  • メール宛先へ応用する場合も、この練習は送信しません。送信アクションを別途使う際は宛先・接続・組織の許可を確認し、その欄に適した区切り文字を選びます。

1使うトリガーとアクション

  1. トリガー手動でフローをトリガーする
  2. アクション作成Words:文字列の配列を用意
  3. アクション条件empty(outputs('Words')) が true か
  4. アクション作成はい:対象なし
  5. アクション結合いいえ:Wordsを「、」で結合

図で見る処理のイメージ

概念図

まず、3つの部署名が1つの表示用テキストになる様子を確認します。0件だけは結合せず、対象なしと表示する設計です。

3つの項目から、1つの文字列へ

営業総務開発

条件:Wordsは0件?

はい:0件

結合しない

対象なし
いいえ:1件以上

項目の間に「、」を入れる

営業、総務、開発この3件の例はこちらへ
区切りは2か所。先頭・末尾には付きません。1件なら区切りは0か所です。図は処理の説明用で、実際の画面ではありません。
結果の例

3件の入力なら「営業、総務、開発」。0件なら結合はスキップされ、「対象なし」になります。

狭い画面では表を横にスクロールして、入力の式と出力を比べられます。

Wordsの入力と期待する分岐・出力(実行結果ではありません)
入力の式進む枝期待する出力
createArray('営業','総務','開発')いいえ → 結合営業、総務、開発
json('["営業"]')いいえ → 結合営業
json('[]')はい → 作成対象なし
createArray('営業','営業','開発')いいえ → 結合営業、営業、開発

公式仕様を基に作った期待値です。実際のPower Automateフローを実行して確認した結果ではありません。入力例は架空の部署名です。

設定と処理を説明する模式図です。実際の設定画面や実行結果のスクリーンショットではありません。

2実際の設定内容

入力する値・操作手順を確認する8ステップの設定と確認方法
  1. 1

    準備:クラウドフローを作成・手動実行できるアカウントと既存の環境を使います。この練習は組み込みのデータ操作だけで、外部コネクタの接続やメール送信は不要です。利用できるライセンス・組織の作成制限は管理者の案内を確認してください。

  2. 2

    インスタント クラウド フローを作り、「手動でフローをトリガーする」を選びます。トリガーへの入力項目は追加しません。

  3. 3

    データ操作の「作成」を追加し、Wordsに改名します。入力の式欄に createArray('営業','総務','開発') を入れます。文字列として式全体を引用符で囲まず、式として確定します。

  4. 4

    「条件」を追加します。左側の式欄に empty(outputs('Words'))、演算子に「次の値に等しい」、右側の式欄に true を入れます。右側は文字列の「true」や日本語の「はい」ではありません。

  5. 5

    はい側(配列が0件)に「作成」を置き、入力を固定文「対象なし」にします。この枝に結合は追加しません。

  6. 6

    いいえ側にデータ操作の「結合」を追加します。「元(From)」にはWordsの動的コンテンツ「出力」を指定し、区切り文字(Join with/次を使用して結合)に「、」を1文字だけ入力します。引用符は付けません。

  7. 7

    保存して手動テストし、実行履歴のWordsが3項目の配列であること、条件がいいえ側に進むこと、結合の出力が「営業、総務、開発」であることを確認します。先頭や末尾に「、」は付きません。

  8. 8

    比較表の式をWordsへ1つずつ入れ、保存して先頭から実行します。0件でははい側の「対象なし」が実行され、いいえ側の結合はスキップされます。確認後は最初の3件の式に戻します。失敗やタイムアウトは0件の分岐とは別です。

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