Excelの表からキーに一致する1行を取得する
Excel Onlineのテーブルから、商品コードをキーにして1件を読みます。
画面上の名前は、表示言語やバージョンによって異なる場合があります。クラウドフローはトリガー(フローを開始する条件)から始まり、その後にアクションを実行します。値の受け渡しには、前のステップの出力を選ぶ「動的コンテンツ」を使います。式は[式]欄へ入力します。
実行前に確認
- 商品コードは一意にしてください。複数一致する行を取得する目的には、表内の行の一覧表示とフィルターを使います。
- Excel接続とファイルへのアクセスが必要です。セル範囲ではなくテーブルを指定し、キーの大文字小文字や空白にも注意します。
1使うトリガーとアクション
- トリガーフローを手動でトリガーする
- アクション行の取得
- アクション作成
表で見る入力と処理結果
架空データProductsの商品コードP001から1行を取り出し、「商品名」を後続で使う例です。
クラウド:Excelテーブル
OneDrive for Business または SharePoint 上の .xlsx。対象は名前付きExcelテーブルです。 Products:A1:C4。1行目が見出し、2〜4行目がデータです。
以下は手順に沿った期待値です。実際のPower Automate・Excel環境で実行して確認した結果ではありません。セルや行の着目箇所には「●」を付けています。
読み取り元のExcel
| 行 | A:商品コード | B:商品名 | C:数量 |
|---|---|---|---|
| 2 | ● P001 | ● りんご | ● 10 |
| 3 | P002 | みかん | 20 |
| 4 | P003 | バナナ | 15 |
テーブル:Products/キー列:商品コード/キー値:P001 → 「作成」の入力:取得した行の商品名
取得した1行
| 商品コード | 商品名 | 数量 |
|---|---|---|
| P001 | ● りんご | 10 |
作成の出力
| 使った列 | 出力 |
|---|---|
| 商品名 | ● りんご |
商品コードP001の行から商品名「りんご」を取り出せます。元の3行のセル値は変わりません。
- 取得結果は1行のオブジェクトです。複数行を並べたvalue配列として扱う例ではありません。出力には補助情報が含まれる場合があります。
- キー列の見出しとキー値の表記・空白を確認します。複数一致を前提にせず、商品コードを一意にしてください。
- 読み取りでもファイルへの書き込み権限が必要です。コネクタ内部の保存で更新履歴が増えることがあります。
図で見る処理のイメージ
概念図Excel Onlineのテーブルから、商品コードをキーにして1件を読みます。
テーブル
P001/りんご/10
キー指定
商品コード=P001
取得
一致する1行
利用
商品名=りんご
対象の行を動的コンテンツとして使えます。
図は設定例の流れを表したもので、実行結果の画面ではありません。
設定と処理を説明する模式図です。実際の設定画面や実行結果のスクリーンショットではありません。
2実際の設定内容
入力する値・操作手順を確認する3ステップの設定と確認方法
- 1
OneDrive for BusinessまたはSharePointに.xlsxを置き、「商品コード・商品名・数量」のテーブル Products を作ります。商品コード P001 の行を1つ用意します。
- 2
Excel Online (Business) の行の取得:場所・ドキュメントライブラリ・ファイル・Productsを選択。キー列は商品コード、キー値は P001 にします。
- 3
作成の入力に、行の取得の動的コンテンツ「商品名」を指定して結果を確認します。
- 対象環境
- Power Automate クラウドフロー
- 更新日
- 2026年10月11日