Excelのシートを切り替える
ブック内の「売上」シートを選び、選択したシートから値を読みます。
画面上の名前は、表示言語やバージョンによって異なる場合があります。Desktopの例は、フロー作成時に「Power Fx を有効にする」をオフにした標準構文です。Power Fx対応フローでは式・変数参照・インデックスの書き方が異なります。このページでは変数を %変数名% と表記します。出力変数の名前を入力する欄では、前後の % は付けません。
実行前に確認
- 名前は完全一致です。ブックを開いただけでは目的のシートが選択されるとは限りません。
- インデックスを使う場合は先頭が1です。シートの追加・移動で変わる点に注意してください。
1使うアクション
- アクション 1Excel の起動
- アクション 2アクティブな Excel ワークシートを設定する
- アクション 3Excel ワークシートから読み取る
- アクション 4Excel を閉じる
表で見る入力と処理結果
架空データ複数シートがあるブックで「売上」を名前で選び、そのA1を読みます。
Desktop:Excelブック/ワークシート
C:\PAD練習\月次.xlsx /「売上」シート
以下は手順に沿った期待値です。実際のPower Automate・Excel環境で実行して確認した結果ではありません。セルや行の着目箇所には「●」を付けています。
ブック内のシート例
| シートの順序 | シート名 | 処理対象 |
|---|---|---|
| 1 | 集計 | 対象外 |
| 2 | ● 売上 | ● 名前で選ぶ |
| 3 | 設定 | 対象外 |
アクティブシートを名前「売上」に切り替え、A1を %CellValue% に読み取ります。
切り替え後に読むセル
| 行 | A:内容 |
|---|---|
| 1 | ● 売上表 |
読み取り後の期待値
| 変数 | 値 |
|---|---|
| %CellValue% | ● 売上表 |
「売上」シートのA1を読み取れます。セル値は変更せず、保存せずに閉じます。
- シート名は完全一致で指定します。名前で選ぶため、例のシート順が変わっても「売上」が対象です。
- この手順では選択状態を保存しません。次回ブックを開いたときの選択シートまで変更する例ではありません。
図で見る処理のイメージ
概念図ブック内の「売上」シートを選び、選択したシートから値を読みます。
ブック
集計・売上・設定シート
切り替え
名前で売上を指定
読み取り
売上!A1を取得
終了
保存せず閉じる
以降のExcelアクションが「売上」シートを対象にします。
図は設定例の流れを表したもので、実行結果の画面ではありません。
設定と処理を説明する模式図です。実際の設定画面や実行結果のスクリーンショットではありません。
2実際の設定内容
入力する値・操作手順を確認する4ステップの設定と確認方法
- 1
C:\PAD練習\月次.xlsx に「売上」シートを用意してA1へ「売上表」を入力します。Excelの起動で既存ブックを開き %ExcelInstance% にします。
- 2
アクティブなワークシートを設定する:%ExcelInstance%、基準「名前」、ワークシート名「売上」。
- 3
読み取り:%ExcelInstance%、単一セル、列 A、行 1。出力 %CellValue% が「売上表」になる設定です。
- 4
Excelを閉じる:保存しないで閉じます。選択シートを保存したい運用だけ、保存する設定へ変えます。
- 対象環境
- Power Automate for desktop(Windows)
- 更新日
- 2026年10月11日