隠し属性ファイルを削除する
隠し属性の付いたファイル1つを、確認後に完全削除します。ごみ箱には入りません。
実行前に確認
- Windows専用の例です。C:\Dataは例なので、自分で用意した練習用フォルダーの絶対パスに変更してください。
- DeleteFileによる削除はごみ箱へ入りません。システムファイルや他人のファイルで試さないでください。*や?は使用しません。
- 元のコードのSetAttr vbNormalによる保護属性の一括解除は行いません。読み取り専用・システム属性なら中止します。
1サンプルコード
Sub Example4033()
On Error GoTo Failed
Dim fso As Object
Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
Dim filePath As String
filePath = "C:\Data\sample.txt"
If Not fso.FileExists(filePath) Then
MsgBox "ファイルがありません: " & filePath
Exit Sub
End If
Dim attributes As Long
attributes = GetAttr(filePath)
If (attributes And vbHidden) = 0 Then
MsgBox "隠し属性ではないため中止します"
Exit Sub
End If
If (attributes And (vbReadOnly Or vbSystem)) <> 0 Then
MsgBox "読み取り専用・システム属性のファイルは削除しません"
Exit Sub
End If
If MsgBox(filePath & vbCrLf & "この1ファイルを完全に削除します。続けますか?", _
vbYesNo + vbExclamation + vbDefaultButton2) <> vbYes Then Exit Sub
fso.DeleteFile filePath, False
MsgBox "削除しました"
Exit Sub
Failed:
MsgBox "処理を中止しました: " & Err.Description
End Sub図で見るファイルの変化
イメージ図コードに沿った概念図です。実際の画面や実行結果ではありません。
削除前
C:\Data\sample.txt:隠し属性あり 読み取り専用・システム属性なし 先に別途バックアップ
マクロ:条件を確認
実在する1ファイルか、隠し属性か、禁止属性がないか調べる
手動:最終確認
絶対パスが練習用ファイルであることを確認し「はい」
削除成功後
C:\Data\sample.txt:なくなる ごみ箱には入らない
「いいえ」、対象なし、隠し属性なし、読み取り専用・システム属性ありなら中止。完全削除です。保護属性を解除せず、*や?も使いません。
コードの処理を説明する模式図です。実際の画面や実行結果を撮影したものではありません。
使い方・実行手順を確認する5つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
Windows版のデスクトップExcelで練習用ブックを.xlsm形式で保存します。Alt+F11→[挿入]→[標準モジュール]に、この例だけを貼り付けます。
- 2
自分で作った不要なテストファイルをバックアップし、エクスプローラーのプロパティで隠し属性を付けます。
- 3
filePathをそのテストファイルの絶対パスへ変更します。
- 4
実行するSubの内側にカーソルを置き、F5キーを押します。 確認画面の絶対パスがそのテストファイルを指す場合だけ[はい]を押します。
- 5
[はい]なら対象ファイルが完全に削除され、ごみ箱には入りません。隠し属性がない場合や、読み取り専用・システム属性がある場合は中止します。