ファイルを削除する
確認後、指定した通常のファイル1つを完全に削除します。ごみ箱には入りません。
実行前に確認
- Windows専用の例です。C:\Dataは例なので、自分で用意した練習用フォルダーの絶対パスに変更してください。
- Killによる削除はごみ箱から復元できません。*や?をパスへ入れないでください。属性の保護は自動解除しません。
1サンプルコード
Sub Example4007()
On Error GoTo Failed
Dim fso As Object
Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
Dim filePath As String
filePath = "C:\Data\sample.txt"
If Not fso.FileExists(filePath) Then
MsgBox "ファイルがありません: " & filePath
Exit Sub
End If
If (GetAttr(filePath) And (vbReadOnly Or vbHidden Or vbSystem)) <> 0 Then
MsgBox "読み取り専用・隠し・システム属性のファイルはこの例では削除しません"
Exit Sub
End If
If MsgBox(filePath & vbCrLf & "この1ファイルを完全に削除します。続けますか?", _
vbYesNo + vbExclamation + vbDefaultButton2) <> vbYes Then Exit Sub
Kill filePath
MsgBox "削除しました"
Exit Sub
Failed:
MsgBox "処理を中止しました: " & Err.Description
End Sub図で見るファイルの変化
イメージ図概念図:1つのテストファイルを完全に削除する流れです。
変更前
C:\Data\sample.txt がある 別の場所にバックアップ済み
マクロ:保護確認
存在と属性を調べる
手動:承認
完全削除の確認で対象パスを読み[はい]
変更後
C:\Data\sample.txt はなくなる ごみ箱には入らない
[いいえ]なら変更なし。未存在・読み取り専用・隠し・システム属性なら中止。削除はごみ箱から復元できず、*や?は使いません。
コードの処理を説明する模式図です。実際の画面や実行結果を撮影したものではありません。
使い方・実行手順を確認する4つの手順で、コードの使い方を確認できます
- 1
Windows版のデスクトップExcelで練習用ブックを.xlsm形式で保存します。Alt+F11→[挿入]→[標準モジュール]に、この例だけを貼り付けます。
- 2
不要なテストファイルを用意して別の場所へバックアップし、filePathをそのテストファイルの絶対パスへ変更します。
- 3
実行するSubの内側にカーソルを置き、F5キーを押します。 表示された絶対パスを読み、削除してよいテストファイルの場合だけ[はい]を押します。
- 4
[はい]ならその1ファイルが完全に削除され、ごみ箱には入りません。[いいえ]なら変更されません。保護対象の属性がある場合は中止します。