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Power Automate Desktop文字・日付初心者向け

日付をファイル名用の文字列に変える(MM・mmと24時間表記を図解)

同じ日時を日付だけの文字列や24時間表記のタイムスタンプに変換します。固定の練習値で月と分の違いを確認し、売上_20261001_150409.csvという名前を組み立てます。

画面上の名前は、表示言語やバージョンによって異なる場合があります。Desktopの例は、フロー作成時に「Power Fx を有効にする」をオフにした標準構文です。Power Fx対応フローでは式・変数参照・インデックスの書き方が異なります。このページでは変数を %変数名% と表記します。出力変数の名前を入力する欄では、前後の % は付けません。

実行前に確認

  • Windows版Power Automate for desktopでの有人・手動実行の練習です。外部コネクターやExcel接続は使いません。クラウドからの起動や無人実行へ広げる場合は、別途ライセンスと実行環境を確認してください。
  • MMは月、mmは分です。HHは24時間表記(00〜23)、hhは12時間表記(01〜12)なので、午後15時はhhでは03になります。
  • ファイル名には / や : を入れられません。画面表示用の yyyy/MM/dd や HH:mm:ss を、そのままファイル名へ入れないでください。表示用の区切り文字は地域設定にも依存します。
  • 日時の書式変換はタイムゾーン変換ではありません。現在時刻を使う場合は、取得元のタイムゾーンを先に確認します。秒まで入れても同じ秒の実行では同名になり、一意性や上書き防止は保証しません。
  • ここで作るのは名前の文字列だけです。ファイルの作成・保存・名前変更は行いません。実際の保存時は、保存先の権限と同名時の処理を別途決めてください。

1使うアクション

  1. アクション 1テキストを datetime に変換固定の練習値 → SampleDateTime
  2. アクション 2datetime をテキストに変換yyyyMMdd_HHmmss → FileStamp
  3. アクション 3変数の設定売上_%FileStamp%.csv → FileName
  4. アクション 4メッセージを表示名前を確認して終了。ファイルは作らない

図で見る処理のイメージ

概念図

まず2026年10月1日15時4分9秒という同じ日時で比較します。月は10、分は04にしておくと、MMとmmの取り違えが見つけやすくなります。

同じ日時を、名前に使える文字列へ

日時型の SampleDateTime

2026年10月1日 15時4分9秒

固定の練習値。現在時刻ではありません
出力書式:yyyyMMdd_HHmmss
yyyy年
2026
MM月
10
dd日
01
HH時・24時間
15
mm分
04
ss秒
09

大文字のMMは月10、小文字のmmは分04
HHなら15時。hhに変えると03になります。

テキスト型の FileStamp

20261001_150409

日付と時刻の間はアンダースコア
固定文字と組み合わせる

売上_%FileStamp%.csv

売上_20261001_150409.csv

FileNameに入れて表示するだけ。ファイルはまだありません。
書式と値の対応を示す概念図です。/ や : を含む表示用の日付はファイル名に使いません。秒まで含めても、同じ秒なら同名になります。
結果の例

FileStampは20261001_150409、FileNameは売上_20261001_150409.csv。日時そのものを変更せず、使いやすい名前の文字列を組み立てます。

狭い画面では、表を横にスクロールして書式と結果を比べられます。

同じ日時を変換した期待値(2026年10月1日15時4分9秒)
出力側のカスタム形式FileStampの期待値確認すること
yyyyMMdd20261001年月日だけ。時刻は出力しない
yyyyMMdd_HHmmss20261001_150409月10・24時間の15時・04分・09秒
yyyymmdd20260401月のつもりでmmを使うと、04分が入る
yyyyMMdd_hhmmss20261001_030409hhは12時間表記。15時が03になる

公式の書式仕様に基づく期待値です。実際のPower Automateフローを実行して確認した結果ではありません。日時の取得・変換に失敗した場合は、既定の停止設定で後続へ進みません。

設定と処理を説明する模式図です。実際の設定画面や実行結果のスクリーンショットではありません。

2実際の設定内容

入力する値・操作手順を確認する8ステップの設定と確認方法
  1. 1

    準備:Power Fxをオフにした新しいデスクトップフローを作り、手動で実行します。まず現在時刻を使わず、固定値で結果を比べます。この例は西暦の年月日です。日本語・西暦の通常のWindows地域設定を想定し、別の暦や地域設定では変換後の年月日も確認してください。

  2. 2

    テキストを datetime に変換:[変換するテキスト]へ半角数字で 20261001150409 を入力します。[日付はカスタム形式で表されます]をオン、[カスタム形式]を yyyyMMddHHmmss にし、生成された変数を SampleDateTime にします。これは2026年10月1日15時4分9秒を表す練習値です。入力用の形式と、次の出力用の形式を混同しないでください。

  3. 3

    datetime をテキストに変換:[変換するdatetime]=%SampleDateTime%、[使用する形式]=カスタム、[カスタム形式]=yyyyMMdd_HHmmss、生成された変数=FileStamp。形式の文字は引用符で囲まず、そのまま入力します。出力は日時型ではなくテキストです。

  4. 4

    変数の設定:変数=FileName、値=売上_%FileStamp%.csv と入力します。固定文字の「売上_」「.csv」の間へ、日時から作ったテキストを差し込みます。%FileStamp%の部分だけが変数参照です。

  5. 5

    メッセージを表示:タイトル=ファイル名の確認、表示するメッセージ=%FileName%、ボタン=OK、自動で閉じる=オフ。実行すると、期待値は 売上_20261001_150409.csv です。OKを押して終了します。これは名前を表示するだけで、CSVの内容やファイルは生成しません。

  6. 6

    書式の比較:最初のテキスト変換は変えず、2番目の「datetime をテキストに変換」のカスタム形式だけを、「同じ日時を変換した期待値」の各形式へ入れ替えて再実行します。FileStampを変数ペインで確認し、表と比べます。終わったら yyyyMMdd_HHmmss に戻します。MMとmm、HHとhhは大文字・小文字まで区別してください。

  7. 7

    現在時刻で使う場合:固定値を確認した後、先頭の「テキストを datetime に変換」を「現在の日時を取得します」に置き換えます。取得=現在の日付と時間、タイムゾーン=システムタイムゾーン、生成された変数=SampleDateTime。同じ日時を一度取得して後続へ渡します。「現在の日付のみ」では時刻が00:00:00になります。現在時刻に切り替えたら、固定値と同じ結果にはなりません。

  8. 8

    失敗時の確認:先頭の変換で停止したら、14桁の半角数字と yyyyMMddHHmmss、カスタム形式のオンを確認します。既定のエラー時フロー停止を保ち、変換できなかった値で名前を組み立てないでください。日付の月が04になるなら2番目の形式が yyyymmdd になっていないか、15時が03になるなら hh を使っていないか確認します。

Microsoft公式ページで確認する

設定を確認できる公式資料