Excelの内容をWebフォームへ1行ずつ入力する
Excelの氏名と用件を読み、テストフォームに1件ずつ送信して成功を確かめます。
画面上の名前は、表示言語やバージョンによって異なる場合があります。Desktopの例は、フロー作成時に「Power Fx を有効にする」をオフにした標準構文です。Power Fx対応フローでは式・変数参照・インデックスの書き方が異なります。このページでは変数を %変数名% と表記します。出力変数の名前を入力する欄では、前後の % は付けません。
実行前に確認
- 送信は外部への実際の登録です。最初はテストフォームと架空の1件だけで確認してください。
- 再実行すると重複登録になることがあります。本番では行ID・成功記録・再開位置を管理し、結果不明の送信を自動再送しないでください。
1使うアクション
- アクション 1Excel の起動
- アクション 2アクティブな Excel ワークシートを設定する
- アクション 3Excel ワークシートから読み取る
- アクション 4Excel を閉じる
- アクション 5新しい Microsoft Edge を起動する
- アクション 6For eachExcelDataの各行
- アクション 7Web ページに移動毎回新規入力画面へ
- アクション 8Web ページのコンテンツを待機する入力欄の表示を待つ
- アクション 9Web ページ内のテキスト フィールドに入力する氏名と用件へ2回
- アクション 10Web ページのボタンを押す送信
- アクション 11Web ページのコンテンツを待機する成功表示を確認
- アクション 12EndFor eachの終わり
- アクション 13Web ブラウザーを閉じる
表で見る入力と処理結果
架空データ架空の申請2件を読み、1行の氏名・用件を1回のフォーム入力に対応させます。
Desktop:Excelブック/ワークシート
C:\PAD練習\申請.xlsx/申請 → 許可済みのテストフォーム
以下は手順に沿った期待値です。実際のPower Automate・Excel環境で実行して確認した結果ではありません。セルや行の着目箇所には「●」を付けています。
処理前:申請シート
| 行 | A:氏名 | B:用件 |
|---|---|---|
| 2 | ● テスト太郎 | ● 資料請求 |
| 3 | ● テスト花子 | ● 見積相談 |
申請の使用範囲A1:B3を、先頭行は列名として%ExcelData%へ読み取ります。%CurrentRow['氏名']%と%CurrentRow['用件']%を対応する入力欄へ入れます。
フォームへ渡す値
| 回 | 元のExcel行 | 氏名欄 | 用件欄 |
|---|---|---|---|
| 1 | 2 | ● テスト太郎 | ● 資料請求 |
| 2 | 3 | ● テスト花子 | ● 見積相談 |
処理後:元のExcelは同じ内容
| 行 | A:氏名 | B:用件 |
|---|---|---|
| 2 | テスト太郎 | 資料請求 |
| 3 | テスト花子 | 見積相談 |
1行ずつフォームに入力します。2件目へ進むのは1件目の成功表示を確認できた場合だけです。
- 最初は許可済みのテストフォームと架空の1件だけで確認してください。送信ボタンは実際の外部登録を行います。
- 成功確認に失敗したら停止します。結果不明の送信を自動再送せず、本番では行ID・成功記録・再開位置を別途管理します。
図で見る処理のイメージ
概念図Excelの氏名と用件を読み、テストフォームに1件ずつ送信して成功を確かめます。
元データ
氏名・用件が2行
1行ずつ
新規フォームへ移動して入力
送信確認
成功表示を待つ
次の行
成功したら次へ
終了
全行の確認後に閉じる
各行を送信し、1件ごとの成功を確認します。
図は設定例の流れを表したもので、実行結果の画面ではありません。
設定と処理を説明する模式図です。実際の設定画面や実行結果のスクリーンショットではありません。
2実際の設定内容
入力する値・操作手順を確認する5ステップの設定と確認方法
- 1
準備:C:\PAD練習\申請.xlsx の「申請」シートにA1=氏名、B1=用件を用意し、練習データを2行入れます。新規入力URLと氏名欄・用件欄・送信ボタン・送信成功表示のWeb UI要素を登録します。
- 2
Excelを開き %ExcelInstance%、「申請」を選択。使用範囲を先頭行は列名として %ExcelData% に読み、Excelは保存せず閉じます。
- 3
Edgeでテストフォームを開いて %Browser% にします。For eachは %ExcelData%、現在の行 %CurrentRow%。
- 4
ループ内の最初で %Browser% を新規入力URLへ移動し、氏名欄の表示を待ちます。氏名欄へ %CurrentRow['氏名']%、用件欄へ %CurrentRow['用件']% を入力します。
- 5
送信ボタンを押し、成功時だけ現れるUI要素を待ちます。成功確認に失敗したらフローを停止する設定にし、次の行へ進めません。Endでループを閉じ、ループ外で %Browser% を閉じます。
- 対象環境
- Power Automate for desktop(Windows)
- 更新日
- 2026年10月11日