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Power Automate Desktop繰り返し初心者向け

指定した回数だけ繰り返す(Loopの開始値・終了値・増分を図解)

Loopのカウンター値と繰り返し回数の違いを、開始値0・1・2と増分2の例で確認します。ループ内の表示とEnd後の1回だけの表示を分けます。

画面上の名前は、表示言語やバージョンによって異なる場合があります。Desktopの例は、フロー作成時に「Power Fx を有効にする」をオフにした標準構文です。Power Fx対応フローでは式・変数参照・インデックスの書き方が異なります。このページでは変数を %変数名% と表記します。出力変数の名前を入力する欄では、前後の % は付けません。

実行前に確認

  • 有人・手動実行の練習です。クラウドサービスへの接続やExcelは不要です。利用するWindows・アカウント・組織ポリシーを確認し、クラウド起動や無人実行へ広げる場合はライセンス条件を別途確認してください。
  • この表は正の整数の増分で、終了値までちょうど進む4例です。開始値と終了値の両方を数えます。開始値1・増分1のときだけ、カウンター値と何回目かが一致します。
  • 増分0や、終了値へ進まない向きの設定を試す練習はしません。まず小さい回数で確認し、LoopIndexをループ内で書き換えないでください。
  • メッセージはOKを押すまで待機します。「確認終了」は正常にLoopを抜けた後の表示で、業務処理が成功した証拠ではありません。途中の停止・エラーでは最後まで到達しない場合があります。
  • 途中で「ループを抜ける」を使う場合は残りの繰り返しを省いてLoopの後へ進みます。「次のループ」はその回の残りを省いて次の繰り返しへ進みます。この練習にはどちらも追加していないので、表は途中で省略しない場合の期待値です。

1使うアクション

  1. アクション 1Loop
  2. アクション 2メッセージを表示LoopとEndの間:カウンター値
  3. アクション 3EndLoopの終わり
  4. アクション 4メッセージを表示Endの後:確認終了を1回表示

図で見る処理のイメージ

概念図

まず開始値1・終了値3・増分1で、内側3回と外側1回を見分けます。次に開始値や増分を変え、表示された数値と回数が同じとは限らないことを確認します。

  1. 設定

    開始1/終了3/増分1

  2. ループ内

    1 → OK → 2 → OK → 3 → OK

  3. Loopを抜ける

    Endの後へ進む

  4. ループ外

    確認終了を1回だけ表示

結果の例

終了値が3でも、開始値0なら内側は4回。カウンター値と回数を区別し、End後のメッセージは別に1回と数えます。

設定と期待する表示の比較(途中停止・エラー・省略がない場合)
開始/終了/増分ループ内のカウンター値内側の回数End後
1/3/11 → 2 → 33回確認終了:1回
0/3/10 → 1 → 2 → 34回確認終了:1回
2/4/12 → 3 → 43回確認終了:1回
1/5/21 → 3 → 53回確認終了:1回

図と表は設定から求めた期待値です。実際のPower Automateフローを実行して確認した結果ではありません。

設定と処理を説明する模式図です。実際の設定画面や実行結果のスクリーンショットではありません。

2実際の設定内容

入力する値・操作手順を確認する8ステップの設定と確認方法
  1. 1

    準備:WindowsのPower Automate for desktopで、Power Fxをオフにした練習用デスクトップフローを作ります。画面への表示だけで確認し、ファイル更新や送信は行いません。

  2. 2

    「Loop」を追加し、開始値=1、終了値=3、増分=1にします。いずれも数値です。生成されるカウンター変数名をLoopIndexにします。

  3. 3

    LoopとEndの間に「メッセージを表示」を置き、タイトル=ループ内、本文=カウンター:%LoopIndex% にします。「回目」ではなく現在の値を表示します。ボタン=OK、自動的に閉じる=オフにします。

  4. 4

    Endの後、Loopブロックの外側にもう1つ「メッセージを表示」を置き、タイトル=ループ後、本文=確認終了 にします。こちらもボタン=OK、自動的に閉じる=オフです。

  5. 5

    保存して先頭から手動で実行します。カウンター:1でOK、次に2でOK、次に3でOKを押すと、最後に確認終了が1回表示される想定です。内側3回と外側1回を分けて数えます。

  6. 6

    比較A:開始値だけ0に変更します。終了値3・増分1のまま保存して先頭から実行すると、内側は0・1・2・3の4回です。終了値3が繰り返し回数3を意味するわけではありません。

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    比較B:開始値2・終了値4・増分1に変更すると、内側は2・3・4の3回です。比較C:開始値1・終了値5・増分2なら1・3・5の3回です。設定を変えるたびに保存して先頭から実行し、上の比較表と比べます。

  8. 8

    確認後は開始値1・終了値3・増分1に戻して保存します。LoopIndexを手動で増やすアクションは追加しません。Loopが増分に従って更新します。表示回数が違うときは3つの設定値とメッセージがEndの内側か外側かを確認します。

Microsoft公式ページで確認する

設定を確認できる公式資料