自分のパソコン内でAIを動かしたい
ローカルLLM
まずはここだけ
ローカルLLMは、取得したモデルを自分のPCで動かす使い方です。クラウドモデルや外部連携を使う場合は、送信先を別途確認します。
使う場面:機密データを外部へ送りたくない時や、ネットなしで使いたい時
具体的な利用例
実行場所と外部連携を確認し、PC内のモデルで文章から必要な項目を取り出す
最初に確認:PC内で動く条件
ローカルLLMは、取得したモデルを自分のPCで実行する使い方です。同じアプリからクラウドモデルや外部サービスを使う場合は、PC内だけで処理する条件から外れます。機密資料を入れる前に、次の3点を確認してください。
- 実行場所:選んだモデルがPCに保存され、PC上で動く設定か確認します。アプリがPCに入っているだけでは、ローカル実行とは限りません。
- 外部へ渡す機能:クラウドモデル、Web検索、外部APIや連携ツールの利用有無と送信先を確認します。不要な機能は使わず、組織の利用ルールにも従ってください。
- 準備の通信:アプリ・モデルの取得や更新には通信が必要な場合があります。準備のための通信と、入力した文章をクラウド処理へ送ることは別です。
Ollamaの場合:クラウドモデルとWeb検索を無効にするローカル専用設定があります。公式FAQでは環境変数 OLLAMA_NO_CLOUD=1 などを案内しています。OSに合う設定方法を確認し、変更後に再起動してログの Ollama cloud disabled: true を確認します。この設定は、別のアプリや外部連携先の通信まで止めるものではありません。
LM Studioの場合:モデルを取得した後のローカルチャットや文書処理はオフラインで利用できます。モデルの検索・取得・更新などは通信するため、準備時と利用時を分けて考えます。
まず試す:架空の備品メモから3項目を取り出す
- PCのメモリと対応OSを公式資料で確認し、実行アプリとPCで扱えるローカルモデルを1つ用意します。Ollama・LM Studioは実行アプリ、Gemma・Llama・Qwenはモデルの例です。
- 実行場所と外部連携を確認し、チャット画面に次の短文を入力します。最初は機密情報や個人情報を使わないでください。
- 返答が出たら、品名・数量・未定の情報が変わっていないか人が照合します。モデル名と設定、待ち時間も控えておくと比較できます。
入力する指示と架空のメモ
次のメモから「品名」「数量」「納期」を1行ずつ取り出してください。
書かれていない情報を足さず、未定のものは「未定」としてください。
メモ:USBケーブルを3本追加する。納期は未定。目指す出力の例
品名:USBケーブル
数量:3本
納期:未定この入力・出力は、このページのために作った架空の例で、実際のAIの実行結果ではありません。同じ指示でも結果は変わります。納期を勝手に補ったり数量が変わったりしたら、そのまま使わず修正・再確認してください。
モデル取得後、ネット接続がない状態でもこの短文で返答できるか試すと、オフライン利用の確認に役立ちます。ただし、1回返答できたことだけでは、すべての機能や将来の通信まで保証できません。機密資料を扱う前には、設定・連携先・組織のルールを改めて確認してください。
確認に使った公式資料
処理の流れを図で見る
- 1PC性能に合う実行アプリとモデルを選ぶ
- 2モデルを取得し実行場所と外部連携を確認する
- 3架空の短文で動作を試す
- 4入力との一致と速度を確認する
使う前に確認
機密資料の前に、モデルがPC上で動くか、クラウド機能や外部連携へ送信しないかを確認します。必要なメモリとモデルの利用条件も確認してください。
AIの結果を確認せず、そのまま業務へ使わないことも大切です。重要な数値や判断は人が確認してください。
仕組みと使いどころを詳しく見るできること・技術名・利用する場面を確認
こんなことができる
PC内でAIを動かす条件を、クラウド機能や外部連携との違いから説明。架空のメモで試す手順と出力例、Ollama・LM Studioの公式資料を掲載しています。
使うAI機能・技術
ローカルLLMを使います。むずかしい名前でも、まずは「この目的に使う仕組み」と覚えれば大丈夫です。
どんな時に使うか
機密データを外部へ送りたくない時や、ネットなしで使いたい時
初心者向けのかんたんな仕組み
PC性能に合う実行アプリとモデルを選ぶ。モデルを取得し実行場所と外部連携を確認する。架空の短文で動作を試す。入力との一致と速度を確認する。実行場所や外部連携の設定と、入力・出力の一致は人が確認します。
試すためのツールと手順を見るサービスの例・準備から確認までの順番
実際に使えるサービス・ツール(公式リンク)
- Ollamaローカル実行ツール・クラウドサービス
取得したモデルをPCで動かし、チャットやAPIから利用できます。
クラウドモデルも選べます。PC内だけで使う場合はモデルの実行場所とクラウド機能を確認してください。
- LM Studioローカルアプリ
モデルを取得・読み込み、PCのチャット画面で文章処理を試せます。
対応OS・メモリ・モデルの利用条件を確認してください。モデル取得などの準備時は通信します。
リンク先は公式ページ・公式の使い方です。クラウド機能を利用する場合は入力内容の送信先、料金、組織の利用ルールを確認してください。
実際に使うまでの大まかな流れ
- 1
PC性能に合う実行アプリとモデルを選ぶ
- 2
モデルを取得し実行場所と外部連携を確認する
- 3
架空の短文で動作を試す
- 4
入力との一致と速度を確認する
最初は小さなデータで試し、期待する結果と比べてから対象を広げると失敗を減らせます。