行数を数えたい
このページでできること
COUNT(*) は全行を数え、COUNT(列) はその列が NULL でない行を数えます。
SQL例の例
SELECT COUNT(*) AS employee_count,
COUNT(salary) AS salary_count
FROM employees;この例で使うサンプル表を見る共通の架空データと、練習用の表を確認します
全20項目で共通の架空データです。salary は月給(円)。NULL は未設定を表します。結果の小数点以下の表示桁数は実行環境により異なります。
employees
| id | name | department_id | salary |
|---|---|---|---|
| 1 | 佐藤 | 1 | 300000 |
| 2 | 鈴木 | 2 | 400000 |
| 3 | 佐々木 | 1 | 350000 |
| 4 | 高橋 | 2 | 400000 |
| 5 | 田中 | NULL | 250000 |
| 6 | 伊藤 | 3 | NULL |
departments
| id | name |
|---|---|
| 1 | 営業 |
| 2 | 開発 |
| 3 | 人事 |
| 4 | 広報 |
employees.department_id が departments.id に対応します。表は説明用です。このサイト上でSQLは実行しません。
使い方を順番に確認する練習を始めるときは、この手順に沿って進めます
使い方
- COUNT(*) で全社員を数える
- COUNT(salary) で給与設定済みの人数を数える
- それぞれ6人と5人になることを確認する
結果の例
| employee_count | salary_count |
|---|---|
| 6 | 5 |
注意点
COUNT は該当行がない場合に0を返します。給与未設定の社員も COUNT(*) には含まれます。
NULLの行と、該当行がない場合を比べる
給与未設定の社員だけを数える
SELECT COUNT(*) AS employee_count,
COUNT(salary) AS salary_count
FROM employees
WHERE salary IS NULL;WHERE で給与未設定の伊藤さんだけに絞ってから数えます。社員の行は1行ありますが、salary に値が入った行は0行なので、結果は1と0です。COUNT(salary) は「未設定の人数」を数える書き方ではありません。
| employee_count | salary_count |
|---|---|
| 1 | 0 |
条件に合う社員が一人もいない場合
SELECT COUNT(*) AS employee_count,
COUNT(salary) AS salary_count
FROM employees
WHERE salary > 1000000;このサンプルには月給100万円を超える社員がいないため、両方とも0です。GROUP BY のないこの集計は、対象の社員が0人でも集計結果を1行返します。GROUP BY があると、存在しないグループの結果行は作られません。
| employee_count | salary_count |
|---|---|
| 0 | 0 |
うまくいかないときに確認するエラーや想定と違う結果が出たときの確認ポイント
うまくいかないとき
表や列が存在しないエラーは、サンプルの表名・列名と自分の環境が一致しているか確認します。構文エラーはデータベース製品の違いにも注意してください。
PostgreSQLの構文を基準にしています。MySQL・SQL Server・SQLiteなどでは、一部の構文や挙動が異なります。